紙ペーパー師匠のぺらっぺらジョグ日誌

ホイミンとマラソンするおっさんの日記

週報 11/14-11/19

日 LSD 45.6

月 橋ジョグ 12.1

火 ユルジョグ 7.5

水 ガチユル 11.1

木 LSD 34.8

金 ジョグ 8

計 119.2

走り過ぎ…。

 

日曜

既報通りの愛媛M試走会でした。

練習としてはLSD。本命レースコースの起伏と路面をゆっくり確かめる感じに。目標達成のためのコースとしてはややキツいです。残りの時間を丁寧に使いたいですね。

 

月曜

愛媛の感覚を忘れないうちに、児島湾大橋と岡南大橋で起伏チェック。この12kコースは練習にぴったりですね。

 

火曜

ヒールストライクで始まったカカトの痛み。なんと骨棘(こっきょく)が…。トップアスリートだけのものかと思っていたら、自分にも。

ストレッチを習ったんですが、ものすごく長い。治すって、そういうことなんでしょうね。

段差でカーフレイズ毎日30分はやることになりそう。

 

水曜

スピ練はガチユルに。トップスピードは抑えつつ、ユルはレースペース、と高速ユルに。

4:10あたりでコントロールできたのでよかったです。きれいなビルドアップができました。ペーサーやってる効果あり、ですね。

 

木曜

Reiさんのガチユルを全力サポート。朝抜きでハードガチユルを遂行しきらせる鬼コーチをしました。根性ですね。

夜はハッチさんとラーメン談義ラン。風が冷たくて最高に気持ちいい!

 

金曜

ちょっと距離を抑えつつ、足王神社ラン。
ジョグでも起伏を選んで適切な筋負荷をかけます。

 

まとめ

愛媛マラソン試走会でテンション上げつつも、骨棘など克服するべき課題は山積。見つかった課題克服に向けて早急にトレーニングメニューと練習計画を立てねば…。

スピ練のガチユルだけでなくLSDも序盤にガチを入れて、効果をあげていきたいですね。

愛媛マラソン試走会と攻略への道

11/14に実施した愛媛マラソン試走会をまとめておきます。あくまで私見ですのでご了承ください。事実誤認等ありましたらご指摘いただけると幸いです。

 

全体の高低差

まずは高低図から。

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オレンジが愛媛マラソン

青がおかやまマラソン

ピンクが名古屋ウィメンズです。

名古屋は高低差がありそうに見えますが、10mを5キロ区間で上下ということは斜度0.2%。起伏に入りません。

おかやまは恐ろしくフラット。岡南大橋ですら気になる程ではないことがわかります。

それに比べると愛媛は「平田の坂」のみならず何ヶ所か起伏がきつい箇所があるようです。

参考までに萩往還との比較を再度見てみます。

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左下の黄色い部分が愛媛マラソンなど。

こう見ると愛媛もフラットですね(棒読み

 

スタートブロック

スタートまでの集合は、例年通りなら松山城の城山公園。ここからスタートブロック別に誘導されて県庁前に整列してスタート。

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参加者によれば、かなり手慣れた誘導でストレスなしとのこと。

見ての通り吹きっさらしなので寒さ対策は必須ですね。ビニールカッパにカイロ、軍手などで防寒したいです。気象データでも5度前後が多い模様。

コース前半

スタートしたら、松山城を半周する形で街中を抜けていきます。道はやや狭く混雑するかも。南北に走る国道に出るまではウォームアップのつもりで焦らないことも肝要。この辺りは都市型大会にありがちです。

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国道に出ると北上。7キロくらいまで下り基調。路面電車の線路を越える箇所があるようなので、そこは注意が必要ですが路面は全体的にきれいなイメージでした。

起伏ゾーン

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約7.5キロでコース最大の要所となる「平田の坂」を越えます。

ここの高低図が以下。

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往路では最初の500メートルで一気に上り、細かい起伏の後、ゆっくり下ることになります。

まだ足も呼吸も元気な段階ですから、ついつい駆け上がってしまいそうですが、糖の枯渇や乳酸シャワーが怖いですね。ここはペースダウンや目標次第では歩きで抑えたいところ。

下りも気をつけないと膝や前腿を破壊しかねません。適切なペースアップとダメージ最小化を図って突破したいですね。まだ10キロもきてません。

これで終わりではないのが、注意ポイント。

国道は下に川やら道やらを通しますから、緩やかで細かい起伏が続きます。上っているのか下っているのか意識して、無理なペース維持や気づかないうちの加速で足を終わらせないように留意です。

トンネルもあり、傾斜が当然ついています。気分転換に使えるといいかなと思います。

国道北上ゾーン

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北条市へ向かいます。やや起伏はゆるやかに。瀬戸内海の景色が左手に見えてくるので気分の上がりそう。しかし、反面、風も強く吹く可能性が。うまくペーサーや周囲のランナーを利用して省エネ走行で通過したいです。

景色はあまり変化しません。右手の山のミカン畑の景色にも癒されつつ、いいリズムを刻みたいですね。ここでいかにペースに乗ってムダなく走り切るかがタイムを伸ばす鍵かも。

折り返しゾーン

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ハーフが見えてくるくらいに折り返しゾーンに。後半に備えてジェルなどで補給するならこの辺りで確実に。吸収までの時間を考えて30キロ以降のために摂取したいです。

やや道は狭くなりますが、気にするほどではなさそう。コーナーが多いので最短距離を選択です。川沿いは、東端までしっかり上っていくので、それなりにアップダウンを覚悟する必要があります。また、下るとここも吹きさらしになるので風向きに逆らった無理な走りは禁物。変化の多い区間なので、気づけば25キロが見えてくる感じでしょうか。他のランナーとのエール交換で元気をもらいつつ、復路に入ることになりそうです。

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復路

復路のポイントは、「逆」ということ。

アップダウンも風向きも基本的に逆。

向かい風だったら追い風に、上ったところは下るわけなので、往路の記憶を頼りにペース配分を。

また、気温は上がってくることが多いでしょう。冬のレースは気付かないうちに脱水するので、水分補給は意識的に行いたいところです。

ラストのためのジェル補給もだいたい30キロくらいでしょうか。モルテン組はタイミング違うんだろうけど…。

 

復路はしばらく国道快適ゾーン。いかにリズムよく走り切るかでしょうね。往路と同じ状態で走れたら理想的。

 

往路と違い、まずゆるやかな起伏があり、トンネルがあり、いつのまにか平田の坂です。

ゆっくりと上って気づけば平田の峠。遠くを見ておいて、山を越えそうならそれが平田の坂。肩の力を抜き、小刻みなピッチでペースダウンを最小に抑えられたらいいですね。

下りは慎重に。最大傾斜の下りですから、ヘタをすると40キロ手前で足が終わります。もう疲れがきているでしょうから足攣りが怖い。30k辺りでミネラル補給(ツーランなど)の予防的投入もありですね。

 

下り切って左折すれば、松山城まで一本道。計算できる残り5キロです。緩やかに上りますのでペースは上がらないと思っておくといいかも。キープなら御の字です。

左手に松山城の城山が見えてきたらゴールは近い!お堀を途中で左に折れたら栄光のフィニッシュゲートです。

 

対策

1.起伏への対応

復路の平田の坂が最大の難所でしょう。折り返しゾーンもアップダウンですから、坂対策は必須ですね。

感覚としては、児島湾大橋と岡南大橋の間くらい。なのでこの橋で橋練することで十分な練習になるでしょう。

また、山陽団地やネオポリス、金甲山周辺も感覚としては近いかもしれません。2号線の倉敷岡山間も意外と似た起伏だと思います。風の道も緩やかな起伏という意味では使えそうです。

逆に金山走はキツすぎてオーバースペックかなと思いました。

ロング走のラストにその辺りの橋や峠を配置してみることもできそうです。

またアップとダウンでのペース配分の練習も効果的かも。Garminなら分析してペース配分を決めることもよさそうです。

2.寒さ対策

スタート地点での寒さ対策も考えたいですね。アームカバーは調整可能ですし有効かも。

カイロは2個貼って臨むのもあり。

ビニール袋とビニールカッパを二重に着ておいて、段階的に脱ぐのもあり。

トイレが近くなりそうなので、タイムロスしないためにタイミングなども図りたいです。

軍手など捨てられる装備も忘れないようにしたいです。

あとはソーシャルディスなんたらの兼ね合いで集合がどんな形態になるのか。隙間だらけで寒いようなら、さらに防寒を進めたいです。

3.給水とエイド

最初は飛ばすのもありですが、脱水とガス欠が怖いのでスポドリを一口ずつは補給かなと思います。真冬レースの怖さですね。…給水があることを期待します。

タイム狙いだと給食は取れませんし、個包装だといよいよ不可能なので、ジェルは必須だと思います。起伏の多いコースなので、エネルギー消費は大きいと見積もるべきでしょう。

 

あと2ヶ月。緻密に対策したいものです。

 

 

 

週報 11/7-12

ランナーズバイタル

 

日 ウェーブ走など 24.5

月 ペーラン 10

火 LSD 21.2

水 坂ジョグ 4.1

木 ヤッソ 21.7

金 ジョグ 10.5

計 92.1

 

日曜

某所でペーサー。

4:50あたりと5:50あたりを1キロずつ。

その後、200mのws。陸上部直伝の加速法で気持ちよく走りました。

 

月曜

閑谷学校周辺で坂道ジョグ。

その後、満腹ペーラン。ウルトラで必要な「食べて走る」を練習ですね。

 

火曜

LSDは、とにかく上げないことなんですが、上がってしまって落とす時に、フォームを崩さない意識に集中でした。

 

水曜

深山公園で坂道ジョグ。ユルジョグはファルトレクや坂にして、筋トレを兼ねたいところです。

 

木曜

るーさんをお招きしてのトラック練習。

ヤッソ設定を少し上げました。200ダッシュ効果か、走れたんですが、足へのダメージが大きい…。るーさんからバランスを取るために追加メニューを教わったのでまたチャレンジしてみます。

過呼吸防府でも陥った鬼門。酸素吸えない→さらに吸う→過呼吸加速の悪循環。ピッチに合わせず、深呼吸気味に呼吸して復活。35kmくらいの酸素不足ゾーンを攻略する練習にもなりました。

トラック後のジョグを伸ばして、脂質代謝閾値を上げることも考えていきたいです。

 

金曜

ランスマでりさっちがチャレンジしていた、サブ4用のガチユル走のペーサー。アップ後、4:40を2本、その後ユルに落としてからレースペースまでビルドアップ。我ながら美しい…と自画自賛しておきます笑

 

まとめ

予定通り、スピ練の質向上、ペーラン増量を図りました。距離やスピードはこのままで質やケアを充実させたいですね。

安定したら、クリールにあるようなハードトレーニングにもチャレンジします。

週報 10/31-11/5 勝負の3ヶ月

順繰りに遅れている週報…

 

ランナーズバイタル

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筋質関係は伸びてますが、体脂肪率がやや高め。徐々に絞り込もうと思います。

 

日 LSD &トレイル 30.1

月 ジョグ 10.3

火 ヤッソ 24.1

水 LSD 27

木 ジョグ4.5

金 ペーラン8.6

計 104.5

 

日曜

Reiさんの月間350をアシストするロング。閑谷学校をコースに入れる30kを提案されたので、有年駅から旧山陽道西国街道)を西走し、閑谷学校に抜けて片鉄ロマン街道から和気駅に戻る30kにしてみました。

これって北田さんの動画にあったルートなんですね。↓

有年宿本陣とかは動画の通りなんですが、有年峠に行ってみると門が閉まってて入れない、通れない。無敵のReiさんがしれっと通過しちゃったんですが、北田さんは回避したんじゃないかなという壮絶なトレイル…。


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そして、県境ではキャイ〜ンを決め、三石鉱山辺りを抜けます。そして、鏡石から閑谷学校へ向かうんですが、これがさらにキツいトレイル…

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鎖場もあれば沢登りもあるタフ区間を過ぎてやっと閑谷学校…。ここでなぜかダウンドッグ。

ラストはBanbi近くから峠を越えて中山サーキット方向へ。この峠が急登な上に長い…。

ラストは片鉄ロマン街道を北上して30k。

気づけば過去最高にキッツキツのロングになりました。フルマラソンの方がよほど楽っていうね。

 

月曜

愛媛マラソンに向けて意識を切り替えます。

フォーム改良ですが、新しいフォームにするとそのフォームで必要な筋力不足で故障する可能性が高いので、修正に留めます。

ハードトレーニングに対応して、睡眠の質を向上。夜ふかし禁止。そのために晩ご飯の食事量減らしていきます。

関連して、タンパク質を摂るタイミングを考えると共に量を確保。

最近足りてない10キロを超えるペーラン(ガチユル)を週一確実に実施したいところ。

スピ練は負荷が高いので、速さは追わずにきっちりこなすこと、ケアに励むことを優先。中距離のスピードはもう十分なので、持久力に力点を置きます。

 

火曜

前回のヤッソ3分設定(キロ3:45)はユルかったので、一気に2:55(キロ3:38)に上げてみました。さすがにキツさ倍増。どうにかクリアです。もう少し上げられるかな。

 

水曜

スピ練翌日のロングというセット練。

左カカトの痛みが取れません。走っている時はなんともないんですが、足首が固まると動かした時に痛みが。これなんだろう。

 

木曜

横浜マラソンオンラインは、専用アプリなんですね。これが設定がかなり面倒で、TATTAのように全自動で同期して全自動でフィニッシュしてくれないんです。

ただ、ドリンクチケットもらえたり、横浜のどこを走ってるか地図に表示してくれたりと工夫もあり。こういうのをTATTAが実装してくれたらオンラインマラソンもさらに盛り上がりそうです。

 

金曜

ハイペースのペーランでした。

トラックではないので、歩行者や自転車を避けるために減速がありますし、道が悪い時もあるのでハイペースになればなるほど一定ペースでの巡航が難しくなりますね。それでもそこそこのペースで走れたのでよしとします。

 

まとめ

久々に、レース3ヶ月前の緊張感、高揚感が戻ってきました。アホ練習はしばらくお休みにして、大きな目標のために集中したいと思います。

週報 10/24-29 第1回いきものカップ

週報が周回(週回?)遅れ…

書きかけの週報が消えちゃってもうね…

 

日 ジョグBU 29.4

月 ジョグ 6.1

火 ジョグ 6.2

水 ヤッソandペーラン 37.3

木 ジョグ 4.2

金 ジョグ 8.3

計 91.4

 

日曜

いきものカップでした。

そのうちまとめようと思っています。

練習としては前半がLSD、後半がビルドアップでした。ライトレーサー3を新たにおろして試走。「新しいシューズの試し履きはランナーズカフェいきもの舎へ!」を実践。

やっぱり新しいシューズはいいですね。疲れません。

 

月曜

少しですがシャワーラン。このくらいの気温なら凍えずに走れますね。上はウインドブレーカーでした。

 

火曜

街中ファルトレク、信号レペでした。

鍋倉先生が薦めてますね。どこでも工夫次第で効果的な練習できますからね。

 

水曜

久々のトラックでヤッソに挑戦。頭のスプリントだけReiさんを引っ張り、あとは別でしたがチーム練だと甘えも逃げもできないので、苦手の周回もどうにかこなせました。30周は新記録。

また設定3分は余裕だったので次は上げます。

 

木曜

落としで、新規ルート開拓ジョグでした。

 

金曜

リアル大会では、会場入りからスタートまでの自由時間が限られるので、レースペースで飛び出せるようにアップするにはかなり計画的な動きが必要。最低限どのアップをしてスタートするか、ムダなく考えていかねばならない、ということでそんな練習もしています。

 

まとめ

本命レース3ヶ月前を直前にして、ハード練習に向かう上での準備の週でした。

トラックスピ練やアップ、そして、自分に足りないものを考えることができました。

週報 10/17-21 ハンガーノック&低体温症の恐怖

ランナーズバイタル

 

日 LSD 100.1

月 walk&jog 6

火 jog 2.9

水 jog 5

木 jog 6

金 ガチユル 19.6

計 139.5

 

日曜

既報の通りですが、トレーニングとしてはLSDですね。毎度Rezzo定番の荷物負荷をかけてのペーサーラン。
左から強風を受ける区間が単純に約50キロあったため、右で踏ん張ってしまって右足ダメージ大。

そして、あっさりとしか書いていませんでしたが、ハンガーノックからの低体温症で危ない状態になりました。

70キロ辺りから胸焼けのような感触があり、あまり食事を取りすぎると危険かと思って控えめにしており、空腹感を感じる区間が多くありました。

それでもジェルとドリンクで走れていました。キロ7辺りだと脂肪代謝で走れますからね。それでも当然少しずつ糖は消費していたはず。この時はレインジャケットも着ていて寒さはほぼ感じない状態。12度あればランパンTシャツがいつもの基準ですからね。ただ、じわじわ汗はかいていたのかも知れません。これはほとんど感じていませんでした。感覚としては日中の汗は乾いたイメージ。

さて、無事にフィニッシュしたのが22時過ぎ。このまま帰宅すると運転中に足攣りやダウンの可能性もあるのでココスで休むぞということで、暖かい店内に入り、反省会&美味しくステーキをパクつきます。エネルギーも回復、体も温まり、さて帰るぞ。

と、外に出た瞬間、寒風に吹かれると、ブルっときますよね?あの、ブルっが終わらないんです。そのままガタガタと体が震え出し、吐き気つきの悪寒と共に身動きがほぼ取れない状態に。震えは、自分で止められないくらいの激しいもの。寒い寒いと震えるレベルではありません。今思い出しても恐怖心を感じるほどの強い震えでした。

ここからは推測です。

まず私は体重約55kですが時計によれば100kmで6700kカロリー消費とのこと。累積標高が1200ほどあるので妥当でしょう。

基礎代謝を運動時間に比例配分してその他含めて約8000kカロリーが必要だったとします。

このうち私の脂質代謝が優秀だったと仮定して40%を糖質でまかなうとすると、3200kカロリー。

肝臓と筋肉に2000kカロリー蓄えられていたとして、糖質が「追加で最低1200kカロリー」は必要だったはずです。(私が代謝の優等生を仮定していますから実際はもっと必要)

肉まんは糖質が120kカロリー程度、

inゼリーは2個ともミネラルを選んだので90k

即攻元気はなんと100kのみ

デニッシュやアップルパイも120-160程度

合計して1200あるかどうかでした。糖質は枯渇していたと思われます。

カロリーではなく、糖質というところがミソ。

脂質は体脂肪があるので枯渇する心配はないんですが、糖が足りない。糖が切れると解糖系もクエン酸回路も回らないから、ミトコンドリア内の脂質代謝が捗らない。ココスでじっとしているうちに、脂質を使えなくなっており、体温の維持すらできないほどのハンガーノックに。じわっときていた汗冷えがとどめを打って、低体温でダウン…だったのかな、と。

しばらく寒さや空腹感にすら嫌悪感をうっすら抱くほどのショックになりました。反省。

 

月曜

足を固めないためのジョグandウォーク。

右のダメージが大きいなと感じました。そして、食べると吐き気。そんなにキツくないですが、明確な内臓ダメージ。相当やられてました。

 

火曜

月曜より足は動くんですが疲労感が強く、また右腸脛靱帯辺りの違和感があるので、ユルジョグのみ。

 

水曜

相変わらず食後に吐き気。その上、来年のおかやまマラソン出走が白紙に。気分落ちまくり。メンタルやられまくり。

木曜

まだ続くほんのりとした吐き気。しかし、走れる足は戻ってきました。

 

金曜

ガチユルをしました。ウルトラ後のスピ練なのでかなり丁寧にほぐしてから。途中、ムギちゃん登場でとても癒されました。動的S→静的Sで気になるところを伸ばす→動的S→動きづくり、の流れ。ジョグ3kからスタート。

時計見ずに3:30台2本を想定していたんですが、思いの外体が動いて3:18。2本目は途中やや余裕を持ち過ぎて、後半慌てて上げて3:24。

時計見ずに2本揃えるのは至難の業ですね。

ユルはビルドアップもできて、信号多発ゾーンでも4:24なので悪くない動きでした。

 

まとめ

ウルトラフィニッシュ直後のハンガーノックand低体温症からのリカバリー週になりました。

足のダメージよりも、内臓ダメージの方が大きいという、かつてない状況でした。いい勉強になったと思います。

何年も走っていると知識として知っていることも増えていきますが、体験しないとそれがどういうものなのかわかりませんね。とくに100kmになると、フルほど頻繁に走れないので一回が貴重。今回の経験から学んだことを次回に活かしたいものです。

 

岡山三大河川横断ウルトラマラニック

四万十川ウルトラマラソンがオンラインになり、Reiさん3度目の100kmウルトラチャレンジも兼ねて参加しました。

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コースは「四万十川」にかけて岡山三大河川を横断するもの。フラットかつコンビニ多めの要望を受け、慣れたルートを繋げた比較的ストレスのない100kmを作ってみました。

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時計のバッテリーが切れるとオンラインマラソンのデータが取れずにリタイア扱いなので、80キロで一度スタート地点に戻り充電する作戦に。さらに交換用シューズも準備しました。リアル大会のドロップバッグの代わりですね。

スタートは東区役所の南、緑化公園から。6時ちょうどに出て制限時刻である24時TATTA同期完了を目指します。

設定ペースはしまなみと同じ。走行時キロ7分。7キロをキロ7で49分。1時間につき停止11分で合計60分。つまり、

7キロ地点7時通過

14キロ地点8時通過

21キロ地点9時通過

というわかりやすい基準。

7キロを14区間、ラスト2キロ栄光ランを加えて全15ステージ。スモールステップにして、目標を小刻みに達成し100を積み上げます。

80キロ地点での充電&休憩タイムや終盤の減速を見越して、Stage12.13.14は最速で1:15かかると判断。最速でフィニッシュした時の予定時刻は21時です。

装備品。シューズはおなじみ青&黄ライトレーサー2。履き慣れていること、手持ちの中で最も大きいことが決め手。インソールが紙みたいにペラペラになっているためNIKEライバルフライのインソールと入れ替えてます。Reiさんはクリフトン。こちらはウルトラ完走請負シューズですね。

寒さ対策でカイロを貼り、レインジャケットを持ちます。ザックには暗くなることを見越してヘッデン。補給は全てコンビニなので緊急用のマラソンジェルとツーランのみ。後は薬系でした。

 

Stage1 東区役所〜西大寺鉄道跡遊歩道〜百間川河川敷

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まだ暗い駐車場でアップと装備確認をしてスタート。

緑化公園を北上するとすぐに遊歩道。朝の散歩をされる人が多い区間。ひんやりとした空気の中、アップを兼ねたジョグペースです。

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チャッピー探しで初めて走り、ココレカフェを訪問したり、なにかといきもの舎とつながる遊歩道。砂川を越えて、百間川に出ます。

コンビニに寄ってドリンクを買いましたが、それでも貯金5分。さすがに順調です。

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Stage2 百間川河川敷〜旭川〜県営グラウンド

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河川敷は前夜の水溜りを避けて上の土手をラン。まだ風も弱く、スイスイ進みます。体も温まり、ペースは快調。

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岡北大橋で旭川を渡ります。県営グラウンドを過ぎ、補給タイム。デニッシュをかじり、早め早めにエネルギーを入れていきます。消化から吸収まで30分〜数時間かかるそうなので、先回り。

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吉備路自転車道に入ります。パン屋やコンビニでやや貯金放出。でも取り返して貯金5分。

 

Stage3 県営グラウンド〜吉備路自転車道吉備津彦神社〜吉備津神社

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吉備路自転車道の序盤です。時刻は8時台。明るくなり、気温も少し上がります。

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吉備津彦神社では流鏑馬神事の準備中。中を通していただきました。そして、吉備津神社へ。車で行くと遠く感じるのに、走るとほんとすぐそばなんですね。

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風も弱く足も軽い、もしかしたら一番楽な区間だったかな?川の看板を写真に収める余裕もありました…。

貯金6分で、吉備津神社へ。

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Stage4 吉備津神社〜造山古墳群

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この辺りから北風が強くなります。ペーサーの本領発揮?風除けになってるんだかなってないんだかわかりませんが、綺麗な一列走行でエネルギー消費を抑えます。

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足守川を越えて、一路総社へ。コンビニがない区間ですが問題なし。むしろ貯金が増えます。15分ほど余裕をもって造山古墳群へ。

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このマラニック最大の貯金を記録…。

 

Stage5 国分寺総社市街地

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秋の吉備路を散策する観光客と思しき人たちの群れやツーリングを楽しむサイクリストなど、賑わう区間

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秋空に五重塔が映えますね。

貯金14分をもって総社市街地へ。35キロ地点で肉まん投入です。

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Stage6 高梁川往復

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総社駅南の跨線橋を越え、いよいよ今回の最西端、高梁川へ。

吹き付ける北風はキツいですが、それでもあまりある気持ちのいい景色。

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土手を南下して新総社大橋で東に引き返します。

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なにやら美味しいパン屋さんがあるそうで立ち寄って補給。食べたいものを食べたい時に食べるのもウルトラでは重要ですね。デニッシュ系はカロリーも高く、サクサクと軽く食べられるので補給にピッタリ。コンポートやクリームと合わされば即効性のあるエネルギーも摂れて効率的効果的です。

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農マル園芸あたりでフルの距離通過。

補給に時間を割いたので貯金はほぼゼロに。

 

Stage7 狸岩山峠〜倉敷

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今回最大の高低差がある狸岩山峠(正式名称は不明)を南下します。この山はReiさんがトレランで鎖場を攻めてる写真でおなじみですね。

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まずは補給。日差しを受けてなかなか暑いのでひんやりとしたフルーツで気持ちよく糖質補給。レモンティーも喉越し爽やか。気合を入れて峠へ。

2,3キロ登るわけですが北風が押してくれるのでそれほどキツくなく登れました。下りもスイスイ…だったのですが、ここで前腿を使ったかもしれない…。100キロに対しては短い数キロ区間ですが、足には堪えますね。

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日曜日のイオン渋滞?を横目にほぼ中間地点の49キロ。貯金1分に戻しますが、むしろここは抑えるべきだったのかも。

 

Stage8 中庄〜撫川

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あの名言が生まれた倉敷ラーメンマラニックで通った道。「麺が伸びるから早よ」走りたい。

しかし、少しずつReiさんの口から足の痛みが聞こえ始めます。たしかに50kmを超えていますから、いつ痛みが出てもおかしくはありません。若干のペース抑制をしつつ走ります。北風を左から受け、右を踏ん張る走りがどうしても続くので、知らず知らずのうちにダメージが蓄積していたのかもしれません。

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この辺りから補給にジェルを増やしました。我らが即攻元気も投入!エネルギー切れはフォーム維持が難しくなり、余計な負荷がかかったり、別の故障につながりかねないので要注意です。

最速予定時刻より5分遅れでStage8完了。

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Stage9 大安寺〜野田地下道

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痛みが出始めてすでに10km。その間も容赦なく北風が吹きつけます。当然、負荷はかかりますから、いよいよ痛みも強くなり、歩いてやり過ごす時も現れはじめました。60km手前でストレッチのために公園に立ち寄ります。

素人判断ですが、腸脛靱帯が骨に擦れている可能性を考え、靭帯の全体をじわっと伸ばすストレッチ。これでまた少しずつランを戻します。

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さらにツーランでミネラル補給、ローソンでの補給は肉まん+ポカリ&塩気のある煎餅。前半の発汗で失われた塩分やミネラルを取り戻そうというチョイスです。足攣り状態で走ると、さらに悪化しますからね。

その後も痛みが強くなったらストレッチでほぐして走るという流れができました。

この辺りは信号が長い。とにかく信号がたくさんある上に、青になるまで待ちぼうけ。足が固まります。この間に距離稼ぎをしておけばよかった。

そして、あっという間に野田地下道。もっと先かと思っていたので驚きました。もしかしたら、これくらいで血糖値が下がってきていたのかも。ガス欠寸前で思考力低下ですね。でも、基本的に体脂肪で走るので、ランからはなかなか気づかない。カロリー管理は今後の課題です。

信号ストップの多さもあり、最速予定時刻から27分遅れで野田交差点に到着。

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Stage10 大雲寺〜京橋〜旭東

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予定では清輝橋から桜橋経由で旭東に抜けるルートでしたが、距離調整のため新京橋から東山経由で南下。オンラインのめんどくさいところですが走り慣れた場所なので比較的余裕を持って調整できました。

日差しが徐々に弱くなり、レインジャケットを脱ぎ着して体温調節。汗冷えは絶対に避けます。そして寒くなる前に羽織る。これをめんどくさがらずに続けたのも勝因になっていきます。

ストレッチタイムは取りましたが、耐えて走り続け、遅れを30分で抑えて70km。

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Stage11 江崎〜沖元〜政津

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痛みは波のように襲ってきます。キツい区間、疲れの強い区間がきますが、その波を超えたらラク区間が必ずくる。そう信じて耐えます。(楽な区間にならない場合は本気のケガです)

ここでたまらず糖質補給タイム。

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うわさのクレープ自販機でチョコバナナクレープを投入。いいえ、私の発案です。

甘いものが美味い。バナナのミネラルもありがたく吸収。ご機嫌で再スタート。

田んぼの中を走り、静かな道でランに集中…と思ったら意外とクルマがやってきて交わしながらの走行に。さらに清内橋に歩道があると勘違いしていて、ここも車と近いラン。いらないところでストレス…。下調べ不足が露呈…あぁ

政津に渡ったところで薄暗くなり、ヘッデンをつけました。

綺麗な夕焼けの中77キロ。54分遅れになったのは足の痛みもありますが、クレープ休憩や車のすれ違い待ちが多く、信号にもしっかりかかったから…。

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Stage12 君津〜金岡〜緑化公園〜吉井川

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暗い住宅地を東へ走ります。コンビニがなかなかないですが、その分止まらずに走れました。ラクなウェーブがきて、サクサクと前へ。

ジェルを摂りつつ粘って緑化公園=スタート地点に戻りました。

ReiさんGarminのバッテリーはまだ46%なので、モバ充は持ちません。シューズや靴下も違和感がないため替えない選択。一つ失敗したのは、私が夜行タスキを忘れたこと。ザックに反射材がありますが、夜行タスキの明るさが欲しいところ。大きな反省です。レインジャケットをもち、ジェル補給をし、再スタート。

予定のコースは、連続30km走で使った道。しかし夜に行ってみると街灯がなく真っ暗な上に交通量が多いんです。これはコースミス。予定変更です。一筆書きを諦めて、永安橋から長船方向に走り、10kmを往復してフィニッシュすることにしました。

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84キロ地点。車でのドロップバッグ休憩がほぼなかったので、予定より45分遅れで抑えました。粘っています。

 

Stage13 西大寺門前〜邑久町大富往復

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真っ暗な中、痛む足に鞭打って走ります。気温はかなり下がり、ジャケットがないと体温を奪われる危険な寒さに。ペースは上がらないし、燃やすエネルギーもないですからね。

瀬戸内市に入り、そのまま進みたかったんですが、路側帯走行になってしまって危険性が高いと判断。他で距離を作ることにして引き返します。その途中でヘッデンがバッテリー切れ。明るさを落とし、時間を長くするべきでした。

ただただ走るだけなので書くことがないですが、とにかく1キロが長い。なかなか距離が増えないです。気力との戦いでした。

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そして、ついに91キロ地点。残り1ケタになるとカウントダウン気分になりますね。

 

Stage14 西大寺駅周辺〜距離調整

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7キロ区間のラスト。長い長い7キロです。

途中、ミネラル系ジェルを補給し、気合を入れます。

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岡山三大河川を制覇。しかし、もはやそんなことにも意識がいきません。惰性で写真だけ撮りました。

その後は、明るいところで安全に走ろうということで、西大寺駅前の通りを延々と往復。何往復したか覚えてない…。

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98キロ地点。予定より1時間遅れでの通過になりました。

 

Stage15 西大寺駅〜緑化公園

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あとは2キロで終わり。緑化公園に戻ります。栄光の2キロだ、なんて言ってましたが、辛い辛い2キロでした。

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22時16分。グロス16:16でフィニッシュ。

ふらふらのクタクタ。しかし、しまなみの時とは違い、達成感が溢れます。

時計を止め、スマホに転送、TATTAに同期。四万十川ウルトラマラソンオンラインチャレンジ、成功!

Reiさん、初の100kn走破。リアル大会ではないから「仮免」だと本人は言っていますが、100走り切ることに「まぐれ」はないでしょう。

 

その後、近くのココスへ。Reiさんは着替えたんですが、私はめんどくさくて、そのまま入店。他のお客さんもほとんどいないからいいだろう、と。

ステーキをガッツリと食べ、さぁ帰ろうと外に出た時、その外気の寒さにガタガタと震えがきました。Reiさんではなくて、私の方。完全に低体温でした。食事をしても、すぐにエネルギーになるわけでなく、もはや燃やすものがない。体温維持ができなかったようです。

食べて、室内にいたのに、ハンガーノックからの低体温症…。ウソのようなホントの話。

病的かつ身の危険を感じるほどの極度の寒気で動けなくなりました。そういえばラン中に空腹を何度も感じていたんですが、低血糖で判断が鈍り、食べなくても大丈夫な気がしていたんですね。走るのをやめたので脂肪燃焼も止まり、そのまま生命活動も止まりそうでした…。しまなみに続き、2度も低体温になるとは…田舎者…もとい情けない。

 

まとめ

岡山三大河川を横断でき、4市を走る壮大なスケールのランを満喫できました。大会としては四万十川ウルトラマラソンオンライン1day完走ですからメダルが楽しみですね。

Reiさん、おめでとうございます。50キロに及ぶ痛みとの戦いに打ち勝っての完走。かっこいいですね!さらに、フィニッシュ後の体調管理も徹底していました。汗冷え対策もですが、速やかな補給、風邪をひかないための漢方や栄養、睡眠などかなり計画的。整体も事前に予約しておき、リカバリーできたそうです。

 

反省点は多いですが、

・摂取カロリー管理。空腹を感じること自体が危険。ジェルを摂りつつ走る。こまめな補給で低血糖を避ける。

・コース策定。終盤のコースは、暗くなることを見越して選定する。距離調整のしやすさもポイント。

・装備品チェック。夜行タスキ、ヘッデンなど事前に確認。

 

シューズ選択や摂った食事内容自体は成功でした。今回の成功点、反省点を踏まえ、今後のウルトラマラニックに活かしていきたいと思います。