紙ペーパー師匠のぺらっぺらジョグ日誌

ホイミンとマラソンするおっさんの日記

ゲルフェザーグライド(2019)

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サブ3.5が目標となった頃、キロ4分台で走るにはゲルカヤノは重すぎると聞き、シューズの重さを初めて意識する。

asicsアウトレットで店員さんに話をすると勧められたのがゲルフェザー。今思えばその場でフィッティングしてもらえばよかったのだが、卑しくもasicsオンラインの叩き売りセールで購入。たしか2800円とかそれくらい。

サイズだけで購入を決めたため、足に微妙にあっておらず、走るたびにマメができた。それがシューズのせいだと気づくのはずっと先の話。おかげで足の皮は強くなり、ソックスの選び方や履き方、紐の締め方なども気にするようになる。

それでも距離走の相棒となり、ゲルフェザー購入直後に買ったライトレーサーと共にしばらく二枚看板として活躍した。

北海道マラソン2019では大撃沈レースを展開、シュータンの構造がゲルカヤノと違うことに気づくなど、シューズの作りに意識をやるきっかけに。

忘れられないのが、松本マラソン2019。asicsバックパックにゲルフェザーグライドを詰め、遠征準備をする時の「選手感」。そして、初のサブ3.5達成。晴れ渡った陸上競技場の片隅で他の選手たちと着替えるときに脱いだゲルフェザーの輝かしさとマメだらけの足の痛みは鮮明に思い出せる。

その後、ライトレーサーの高いフィット感に追いやられ、おかやまマラソン2019を最後にすぐに引退。自分を多面的に成長させてくれる一足となった。