初フルマラソンの思い出を、記憶とメモを頼りに書き残してみたいと思います。
2016/11/12 大会前日受付
レースのちょっと前にゼッケン引換証の封筒を受け取り、仕事の時間をずらして前日受付の準備。土曜日、アリーナへ。
これ、テンションあがりましたね。駅から会場へ向かう人が一目でそれとわかるんです。いかにもランナーさんだから。
思わず話しかけた方は、なんでも前週に他のマラソン大会を完走してきたっていうんです。頭おかしいんじゃないかと思いました。2週連続フルマラソン?! どんな肉体してるんだよ!
…まさか自分が毎週のようにフル走ることなるなんてその時は想像できませんでしたから。
会場に着くと「選手はこちら」みたいな感じで誘導されます。アスリートとして扱われることに、無駄な高揚感!当たり前の事なんですがスポーツから離れていたので選手扱いってかっこよくて嬉しくなります
受け取ったゼッケンを見て、ホンモノじゃん!と子供のようにワクワクしました。しかし、これをシャツにつけるのにずいぶんと苦労した覚えが…。どうしても斜めになる…。未だに克服できないんですけどね笑
聞きかじりの知識でカーボローディング的なことをしてみたり、ジェルを準備したりして決戦前夜を過ごしました。何も分かってなかったので、無駄なことをしてたんだと思いますけどね。
大会当日
早起きして、お餅やらカステラやらを食べた気がします。
朝はタイツをキレイに履けなくて焦った覚えが…。筋力なさすぎて、タイツが歪んでると真っ直ぐに蹴れなくなってたんですよね。それを防ぐために何度も履きなおして時間を潰す…
また、会場着いてからは、どこが荷物預かりかわからず、トイレが分からず、スタート地点がわからずで時間はあっという間になくなり落ち着く間も無く整列。
それでもセレモニーにまたテンションあがります。県知事のあいさつが短い!
そしてあっという間にスタート!!
走り始めるとさらに気分上がりまくりでした。はじめてのマラソン、はじめて走る車道、なにもかもはじめて。声援を受けて走ることが楽しくて楽しくて!
その様子は、1キロごとの感想メモが残っていたので後述します。
給水は感動体験でした。マラソンといえば給水!紙コップを取って水を飲み、コップをゴミ箱にシュート!これこれ、これがやりたかったんだ!ってな感じではしゃいだ気がします。
エイドもできる限り楽しみました。バナナにきびだんごにまんじゅうに千両ナス…そしてテンション上がりすぎ、上げてはいけないペースまで上げてしまいます。
紅陽台で折り返し。岡大辺りをスタートして徒歩で紅陽台まで行くなんてウソみたい。感覚が狂ってる!そんなことも考えましたね。
当然ながら、走力はないわけですから浦安公園〜28kmくらいで疲労感が強くなり、岡南大橋に差しかかる頃にはもう足が重くなりました。ここで無理しなければいいのに、橋の応援に押されて駆け上が…れませんでした。徐々に5時間ペーサーの風船から引き離され始めます。どうやっても追いつけません。このままだと止まってしまう…。ラーメンエイドはなくなく諦め、完走することに全力を傾けることに。
土手は地獄でした。足が止まってしまい、歩いてはちょっと走る、歩いてはちょっと走る、の繰り返し。給水まで300m看板から給水までが遠いこと…
途中、「うちのお店の常連さん」が土手で応援してくれていて、死にそうな姿を見られてしまいます。あぁ情けない。それに奮起して、どうにか走り出し、新鶴見橋へ。この辺りで足に水をかけたのがよかったのか、また少し走れるように。
そして、見えてきたスタジアム。これで、メダルを「常連さん」に見せられるぞ、そんなことを考えながらゲートをくぐりました。目に飛び込んできた陸上競技場、忘れられませんね。
5:29:43
初マラソンの記録です。
かろうじてサブ5.5。でも、未だに誇らしく、嬉しい数字でもあります。よくがんばった、オレ。
荷物を受け取って腰掛けたら、しばらく立てませんでした。帰宅までも大変でしたが、帰宅後も階段が登れず大騒ぎ。1週間は筋肉痛でわめきましたね。それも今となってはいい思い出です。
その後、常連さんにメダル自慢して回ったり、オーソリティのアドバイザーさんにお礼行脚に行ったりと楽しい余韻に浸りつつ、すこしは走っていましたが、冬になって寒さが厳しくなると走ることから離れてしまっていました。まだマラソンは趣味になっていませんでした。
下は、直後に残した分析&メモです。
これを見る限り、成長してませんね…笑
おかやまマラソン2016のメモ
距離 | ペース | |
1 | 11:51 | スタート直後は動けない |
2 | 7:23 | 動き始める |
3 | 7:28 | これがマラソンなんだと感動 |
4 | 6:57 | 全体的にスピードがあがってくる |
5 | 6:30 | ペース上げすぎ |
6 | 7:21 | ファンランがいなくなり、いいペース。給水開始 |
7 | 6:57 | トイレに行きたくなる |
8 | 15:21 | トイレに行って猛烈に並ぶ(10分ロス) |
9 | 5:37 | 追いかけて、疲労 |
10 | 6:36 | ハイタッチが楽しくて、ペースもフォームも適当に |
11 | 6:25 | とにかく楽しい |
12 | 6:19 | ハイタッチで我を忘れる |
13 | 6:15 | 応援に応えるのが楽しい |
14 | 6:21 | 給水に慣れる。1/3走破でゼリー食べる |
15 | 6:26 | 余裕 |
16 | 6:28 | 楽しく走る |
17 | 6:34 | あまりに爽快 |
18 | 7:02 | 楽しく折り返す |
19 | 6:21 | ゆかいにうらじゃを見る |
20 | 6:43 | まだ余裕 |
21 | 7:36 | ナスを満喫 |
22 | 6:58 | 徐々に見慣れた景色に |
23 | 7:57 | 田園風景を楽しむ |
24 | 6:57 | 端からの景色が素晴らしい |
25 | 9:59 | 2回目のトイレ |
26 | 8:02 | キビ団子うまい |
27 | 7:03 | 見慣れた道路を通過 |
28 | 7:30 | やや疲れ始める |
29 | 8:33 | 脚の張りに気づく |
30 | 9:26 | 岡南大橋で走ったままのぼって疲労限界突破 |
31 | 8:15 | 下りで時間稼げない |
32 | 8:09 | ここから地獄 |
33 | 7:19 | 思うように前を追えない |
34 | 7:13 | 300が遠く感じる |
35 | 7:21 | 歩きが混ざる |
36 | 8:32 | 歩きと半分半分 |
37 | 7:58 | 泣きそうになりながら、走る気力を振り絞る |
38 | 9:26 | ほとんど歩き |
39 | 10:02 | 走り出す力がわかない |
40 | 8:56 | やや走る |
41 | 10:30 | この辺で足を冷やす |
42 | 7:38 | 息を吹き返す |
43 | 6:51 | ゴールが見えてスピードアップ |
43.14 | 8:17 | フィニッシュ! |
おかやまマラソンの反省点 2016年11月13日日曜日
道具編
· ゲルカヤノ23は楽
· Cw-xも素晴らしい
· ヴァームは味にクセがある
· 靴下は問題なし
· ランタスティックは有料版にする
· iPhoneは、取り出してみるから、ケースは別タイプでも良い。
· iPhoneの充電問題
· 胃薬持参
· エナジージェルは早めに買う
練習編
· ストレッチを日課にするべきだった
· ランニング計画を先に立てるべき。
· 雨なら筋トレに入れ替える。
· 月間走行距離目標
· 筋トレは、金さん式に統一する
· ランニング後の炭水化物摂取とストレッチ、アイシング
· 体調管理
· 走行中のストレッチ練習・リカバリー練習など
準備編
· カーボンチャージは成功
· 塩辛いおにぎりは喉乾く
· 炊くべき。街からおにぎりが消える
· 準備は早めにしてもっと寝る
· 足の爪の切り方
· 靴ヒモの結び方やしめつ締め付けを研究
· 水分補給は給水あるから要らない
· アップにもっと時間かけてもいい
· 排便は限界まで。ビオフェルミン飲まないで済ませられるように、前日とかに乳製品や生ものは控える
レース編
· 後ろになってもスタート前にトイレは何度も行く
· 序盤のトイレは混む。10分ロスした
· 給食はよく噛まないと胃が痛い
· ランニングフォームのキープは絶対必要
· 縫うような動きをしないために、前をよく見て空いてるレーンを取る
· 序盤をいかにおさえるか。
· 給水は、奥がおすすめ。
· うまく足や体を冷やす給水の使い方
· ストレッチしてほぐす