紙ペーパー師匠のぺらっぺらジョグ日誌

ホイミンとマラソンするおっさんの日記

週報 10/17-21 ハンガーノック&低体温症の恐怖

ランナーズバイタル

 

日 LSD 100.1

月 walk&jog 6

火 jog 2.9

水 jog 5

木 jog 6

金 ガチユル 19.6

計 139.5

 

日曜

既報の通りですが、トレーニングとしてはLSDですね。毎度Rezzo定番の荷物負荷をかけてのペーサーラン。
左から強風を受ける区間が単純に約50キロあったため、右で踏ん張ってしまって右足ダメージ大。

そして、あっさりとしか書いていませんでしたが、ハンガーノックからの低体温症で危ない状態になりました。

70キロ辺りから胸焼けのような感触があり、あまり食事を取りすぎると危険かと思って控えめにしており、空腹感を感じる区間が多くありました。

それでもジェルとドリンクで走れていました。キロ7辺りだと脂肪代謝で走れますからね。それでも当然少しずつ糖は消費していたはず。この時はレインジャケットも着ていて寒さはほぼ感じない状態。12度あればランパンTシャツがいつもの基準ですからね。ただ、じわじわ汗はかいていたのかも知れません。これはほとんど感じていませんでした。感覚としては日中の汗は乾いたイメージ。

さて、無事にフィニッシュしたのが22時過ぎ。このまま帰宅すると運転中に足攣りやダウンの可能性もあるのでココスで休むぞということで、暖かい店内に入り、反省会&美味しくステーキをパクつきます。エネルギーも回復、体も温まり、さて帰るぞ。

と、外に出た瞬間、寒風に吹かれると、ブルっときますよね?あの、ブルっが終わらないんです。そのままガタガタと体が震え出し、吐き気つきの悪寒と共に身動きがほぼ取れない状態に。震えは、自分で止められないくらいの激しいもの。寒い寒いと震えるレベルではありません。今思い出しても恐怖心を感じるほどの強い震えでした。

ここからは推測です。

まず私は体重約55kですが時計によれば100kmで6700kカロリー消費とのこと。累積標高が1200ほどあるので妥当でしょう。

基礎代謝を運動時間に比例配分してその他含めて約8000kカロリーが必要だったとします。

このうち私の脂質代謝が優秀だったと仮定して40%を糖質でまかなうとすると、3200kカロリー。

肝臓と筋肉に2000kカロリー蓄えられていたとして、糖質が「追加で最低1200kカロリー」は必要だったはずです。(私が代謝の優等生を仮定していますから実際はもっと必要)

肉まんは糖質が120kカロリー程度、

inゼリーは2個ともミネラルを選んだので90k

即攻元気はなんと100kのみ

デニッシュやアップルパイも120-160程度

合計して1200あるかどうかでした。糖質は枯渇していたと思われます。

カロリーではなく、糖質というところがミソ。

脂質は体脂肪があるので枯渇する心配はないんですが、糖が足りない。糖が切れると解糖系もクエン酸回路も回らないから、ミトコンドリア内の脂質代謝が捗らない。ココスでじっとしているうちに、脂質を使えなくなっており、体温の維持すらできないほどのハンガーノックに。じわっときていた汗冷えがとどめを打って、低体温でダウン…だったのかな、と。

しばらく寒さや空腹感にすら嫌悪感をうっすら抱くほどのショックになりました。反省。

 

月曜

足を固めないためのジョグandウォーク。

右のダメージが大きいなと感じました。そして、食べると吐き気。そんなにキツくないですが、明確な内臓ダメージ。相当やられてました。

 

火曜

月曜より足は動くんですが疲労感が強く、また右腸脛靱帯辺りの違和感があるので、ユルジョグのみ。

 

水曜

相変わらず食後に吐き気。その上、来年のおかやまマラソン出走が白紙に。気分落ちまくり。メンタルやられまくり。

木曜

まだ続くほんのりとした吐き気。しかし、走れる足は戻ってきました。

 

金曜

ガチユルをしました。ウルトラ後のスピ練なのでかなり丁寧にほぐしてから。途中、ムギちゃん登場でとても癒されました。動的S→静的Sで気になるところを伸ばす→動的S→動きづくり、の流れ。ジョグ3kからスタート。

時計見ずに3:30台2本を想定していたんですが、思いの外体が動いて3:18。2本目は途中やや余裕を持ち過ぎて、後半慌てて上げて3:24。

時計見ずに2本揃えるのは至難の業ですね。

ユルはビルドアップもできて、信号多発ゾーンでも4:24なので悪くない動きでした。

 

まとめ

ウルトラフィニッシュ直後のハンガーノックand低体温症からのリカバリー週になりました。

足のダメージよりも、内臓ダメージの方が大きいという、かつてない状況でした。いい勉強になったと思います。

何年も走っていると知識として知っていることも増えていきますが、体験しないとそれがどういうものなのかわかりませんね。とくに100kmになると、フルほど頻繁に走れないので一回が貴重。今回の経験から学んだことを次回に活かしたいものです。