紙ペーパー師匠のぺらっぺらジョグ日誌

ホイミンとマラソンするおっさんの日記

おかやまマラソン2022〜300メートル歩けなかったオッサンがフルマラソンサブスリーした話

めちゃくちゃ長いので覚悟して読んでね💕

みなさんへの謝辞は最後です。

 

今こそ話そう、10年前何があったのかを

タイトルで「なんだ?なんだ?」って感じですよね。

実は10年ほど前、私、歩くことすらおぼつかない時期があったんです。サブ3達成したら書こうと思ってましたので、書きたいと思います。別段、同情してほしいとか称賛してほしいってことではないんです。ただ、体の不調に悩まされている人に、何か希望が届けばと思い、告白してみます。

 

おかやまマラソン結果報告の前に、その話から。長い話になりますが、どうかおつきあいを。(かれこれ10年ほど前の話を当時のメモなどから再構成しています。)

 

原因不明の愁訴

たしか洗濯物を干してる時だったと思います。軽いめまいをおぼえました。大判のタオルが揺れるのを見ると吐き気がするんです。


それから体の異変に気づき始めました。人の波を見ていると酔う、動く映像が流れるテレビを見ていると気分が悪くなる、ヒラヒラするものを直視できない。

片足立ちが難しい、目を瞑ったまま立てない、そして、歩くだけで異常にしんどくなる。


疲れてるのかなと思いました。若い頃に働きすぎて健診で「要精密検査」をもらい、検査してみたら全身ボロボロだった日々を思い出し、あーまたやっちゃったかな、と。そんなに働いてる気もしなかったんですけどね。父が亡くなっててんやわんやしていたことも関係あったのかもしれませんね。


それから、無理をしないように過ごしていたんですが、このめまいのような、船酔いのような、気分の悪くなる状態が消えません。しまいには、300メートルも歩けばもう立っていられないほど疲労するようになりました。もちろん移動は車。しかし、車から降りたら、目が回った後のようにフラフラと腰が抜ける状態に。

さすがにこれはまずいと思い、検査、診断を受けました。行きつけの耳鼻科、めまいクリニック、病院でMRI。診断結果は「異常なし」。三半規管が不調のようですね、というのが医師の見解。親身になって話を聞き、詳しく調べてもらったので納得はしています。

投薬やリハビリも受けましたが、劇的な改善はありませんでした。


これ、治るの? ずっとこのままなの?

原因不明だと、その不安、恐怖がついてまわります。


その少し前、プレス工として働いている時に不注意で労災を出してしまったんですが、今思えば、それもこのめまいが原因だったのかもしれません。本当の理由はいまだにわかりません。

 

ラソンとの出会い

それから、無理をしない生活。ストレスを溜めないようにして、疲れすぎないようにして、食べ物に気をつけて、よく寝て。

何ヶ月かそんな生活。しばらくすると、やや回復の兆候が。ホッとしましたね。少しずつ少しずつ。歩ける距離も伸びてきました。そんな中で聞いたのが第一回おかやまマラソンだったんです。まだ走るなんて考えられないですよね。


元のように動きたい。歩きたい。

フルマラソンが走り切れたらもう大丈夫じゃないか。そんな気持ちで当選通知を見ました。300メートル歩けなかった嫌な記憶がよぎりますが、大きな目標を持つことで、それを払拭したかったのかもしれません。


ラソン練習、何から始めましたか?と聞かれるとイオンウォーキングです、と答えます。たいがい、ウソだーみたいにいわれるんですが、当然だったんです。なにせ歩くのも不安な状態。周りに人がいて安心な場所でてくてく歩くことから始めたのはごく自然なことでした。

ランの距離も伸ばせなかったのは体力不安もあったから。再発が怖くて無理ができません。手探りで、走ったり休んだり。おせじにも頑張ったとはいえない練習でしたが、精一杯でもあったんです。言い訳ですけどね。


初マラソン おかやま2016 5:29:43完走


フルマラソンフィニッシャーに。私には違った意味もあったんです。もう、病気を克服したぞ、と。達成感とともに安心感を得ることができました。

 

記録という支え

その後のタイム狙いのマラソン戦歴を書いておきます。

 

おかやま2017 5:09:07

北海道2018 4:36:58

おかやま2018 4:18:38

さいたま2018 3:54:42

とくしま2019 3:36:48

北海道2019 3:34:52

松本2019 3:27:38

おかやま2019 3:24:50

防府読売2019 3:15:08

 

記録を伸ばすことは、喜びであり、またあの謎の病気を忘れることでした。

次はサブ4だ、サブ3.5だ、と記録を伸ばせば伸ばすほど、自分の走力、体力に自信がつきますし、病気とは無縁な気がしてきます。

確かに普段は忘れています。でも、ふとした時にめまいのようなもの、ふらつきのようなものを感じると、また再発したのではないかと不安に駆られますね。まぁ、それはほとんどの場合、脱水症状なんですけど。

 

サブスリー

3時間未満で走ること=サブスリーが一つの大きなランナーの目標であり、ステータスであることはマラソンをする前から何となく知っていました。

でも、走り始めたきっかけがこんなひ弱な自分をどうかしたいということでしたから、サブ3なんて夢のまた夢だったんです。

しかし、サブ200を目指した防府読売2019で3:15:08を出して、欲が出ました。

もしかしたら、サブ3いけるんじゃないか?達成すれば、300メートル歩けなかったオッサンでもサブ3できるって証明することになるのではないか。できる限り自分の力で走り切りたいからシューズは薄底でカーボンプレートなしにこだわり、正確な記録、号砲からのレースタイムということで、公認コースのグロスタイムで目指す。

そんなふうに考えるようになりました。

それからのトレーニングについては、また別の機会に。

 

例の大会中止ラッシュで、機会が与えられない日々が続きました。走らせてくれたらやってやるのにと何度つぶやいたことか。しかし...

 

長野マラソン DNS 疲労骨折なりかけ。

北海道2022 3:00:45

 

こっそり狙ってたんですけどね。なかなか簡単に取らせてくれません。

そして迎えた、私の原点であり地元の大会、おかやまマラソン2022、です。

 

前日まで

さて、では今に話を戻しまして、いつものレースブログ、ドラマ編、です。

 

道マラでの失態から次の公認フルおかやまマラソンまでのテーマとして「スピードアップ」を掲げました。道マラでは余裕度がなかったので、走路や給水、補給などあらゆる点で苦労しましたからね。そして、吉備高原ハーフで83:38。しかし、足裏の母指球外側に大きなマメと水ぶくれを作ってしまい、それをことぶき先生に相談していました。

これって、接地時のひねりが原因のようなんですね。そこでひねってしまわないためのフォームに修正。その過程でペースもあがったんです。ストライドが伸びるんですね。

それで喜んで試していると、足りない柔軟性が響いて足底に違和感や痛み。テーパリング時期と重なって、ランを減らしました。

この「ランを減らす」というのは不安なんです。減らして大丈夫なのか、走っておいた方がいいんじゃないのか。初心者ランナーあるあるですよね。

そんな時、TWAのしょうたさんから繰り返しかけていただいたアドバイスの言葉を思い出します。「吉備高原のコースで83:38ならサブ3行けます」これにすがりました。大丈夫、絶対に走力に心配はない。距離を減らそう。...助かりましたね。たこちゃんから「真夏にこのタイムなら秋には55分切りいけますよ」と言ってもらったことも助けになりました。

レースペースは4:11を設定。スタートロス42秒、エイドロス42秒とっても2:59:12。このペースのショートペーランで最後の1週間を過ごしました。

 

土曜日

朝はしっかり塩ごはん。

ジップアリーナへは9時前に行きました。ホイミンかぶって行列へ。検温がありましたが実にスムーズな誘導でタイムロスなし。健康チェックもワクチンチェックもすぐに終わりました。道マラみたいに「状況的にワクチンチェック不要」というのが理想ですけどね。

そして、ゼッケン引換。引換証を渡して、ゼッケン一式を受け取ります。がんばってください!と言われ、がんばります!とお礼を伝えてその場を離れ、自分のナンバーを確認…あれ?違うじゃん…小◯林って誰よ?

まぁ、3年ぶりだし、序盤だし、そんなこともあるでしょう。他は概ねノーストレスでした。おかやまマラソンのボランティアスタッフはランナーの心理をわかった対応をしてくれます。先読みして、向こうから声かけてくれるんですよね。本当に素晴らしいです。

Tシャツを引き換えたところでWATARUさんから話しかけてもらいました。尊敬する兄貴分であり、勝手にライバル視しているベテランランナー。できるなら勝ちたい。4:10で行くというのでついて行かせてくださいとお願いしました。4:11より1秒速いわけですが、追随できないペースではないです。お先にどうぞって言うんですが、絶対ムリ…。

そして、番長とみかりんが合流。みかりんは番長のお弟子さんで、今回、初フルマラソンということ。ワクワクですね。がんばって!

その後、我らがリーダーshibaki王子も登場。ひとりぼっちだったエキスポがこんなに楽しいなんて!

八方のお弁当を買いました。ミシュラン星2つのお弁当。一旦帰宅し、お弁当は母にプレゼントし会場に戻ります。ことぶき整骨院の駐車場借りました。先生、ありがとう!

今年はエキスポでもう一つイベントが。救急救命講座の受講です。道マラで熱中症で倒れ、相木さんや医療スタッフにお世話になったことをどうお返しすればいいかの一つの答え。

会場では、同じように「姉が倒れて…」なんていうランナーさんと一緒に受講しました。心臓起因の突然死って日本だけで年間6万人もいるんですね。コ□ナだけ特別扱いすることの無意味さを痛感します。AEDの使い方を身につけることの意義も同時に感じました。胸骨圧迫とAEDの使用法を中心にレクチャーを受け、「メディカルランナー」ステッカーを受け取りました。倒れたランナーがいれば、補助的にサポートする役割。できたら倒れないでほしいというのが本音ですけどね。

おかやまマラソンの場合、コース全体を102ブロックにわけ、それを10班くらいで分けて管理してランナーのケアにあたるんですね。ドクターランナーにAED班、救護テントなど多くの皆さんが有機的に連携してはじめて成り立つプロジェクト。そんな医療の支えあってのマラソン大会なんですね。頭が下がります。

帰りにことぶきちゃんと少し雑談。ことぶき整骨院は毎回、チームウシジマのランナーズステーションになるんですよね。ちょっと羨ましい。

帰宅して仕上げのカーボローディング。塩ごはんとカロリーメイト少々。最低限度の栄養バランスと米で攻めます。おやつにエネ餅。

ゼッケンをつけ、ステッカーを貼り、ピットインジェルに伯方の塩とカフェインを仕込みます。テクニカルなことの詳細は技術編でまとめます。

準備万端。22時までには就寝しました。

 

レース当日

4時起床。

朝は、塩ごはんと餅入り味噌汁、ヤクルト。そして、うちの常連さんのUSJ土産、キノコリゾット。これで4UPくらいして臨みます!

5:45くらいに出発。途中すけさんをピックアップして駅近くの駐車場へ。すけさん、お土産ありがとうございます😊楽しくおしゃべりしながら会場に向かったので緊張がほぐれました。

途中、大高さんから話しかけてもらいました!はじめまして!頭にホイミン乗せてると気づいてもらえますね〜。

会場に着くとすでに検温待ちのすごい行列です。シューズ円陣を7時に予定していたので、スルーして広場へ。チームメンバーにYukiさんらも加わってくださいました。みんなで健闘を誓い合います。Yukiさんに30キロまでの走り方のアドバイスを尋ねると「無心で走ること」とのこと。

その後、シカちゃん(ウィンドラさん)にも声をかけていただきました。

Twitterで広がった輪が、大会での支えや気合いに繋がっていきますね。人との繋がりは大事にしなきゃ。

さて、シューズ円陣を終えたら荷物を預け、補助陸へ。おかやまマラソン参加5回目にして初めてまともにアップします。トイレの後、2kmジョグからの流し。猫ひろしのライブで教えていただいた通りにやってみました。いつもどんなアップにするべきか悩むので助かりました。

スタートブロック移動前に再度トイレに行き軽量化。いよいよ整列です。今回も吉備高原に続きタコちゃん発見。ご挨拶。やはり彼はサブエガを狙っていくとのこと。かっこいいですね。タコちゃんにも30キロまでの走り方を聞くと、Yukiさん同様に頭を空っぽにして走るんだと。サブエガクラスのランナーさんのコツが一直線に並んだので、これはやるしかない。

セレモニーでは恒例の大森市長「飲みすぎてませんかー!?」がなかったような…。うちのチームメンのために言ってやってください…。

さて、スタート前に雨が降り始めますが気温の高さを考えて事前に廃棄。ゴミ箱スタッフさんありがとうございます。

 

スタート

8:45。ついにサブスリーに向けた42キロがスタートします。タコちゃんが「間違ってもついてきたらダメ」と最後のアドバイス。がってん承知。

WATARUさんを探してコバンザメする予定でしたが、見当たりません。とりあえず周りの流れに乗ります。清心町交差点すぎて最初のラップ4:14。やや遅れ気味ですが混雑の中ですから十分です。キツさもありません。道マラや吉備高原ハーフの走り始めと大きく違いますね。穏やかな入りになりました。後楽館ブラスに乗って跨線橋通過。聴こえてくるのは就実コーラス隊。ありがとう!明日じゃなくて今日がいい日になりそう。

これから走るためのフォームを固めつつ、コース取りを見て走路を決めていきます。序盤はコーナーが多いのでムダな距離を作らないように注意。

2,3キロのラップが4:04。下り坂と周りに乗ってあげすぎなので落とします。学芸館の和太鼓が気持ちいい。

この辺りで重大なミスに気づきます。時計の「平均ペース」表示を消したままだったんです。

私はレースでは目標平均ペースを決め、イーブン狙いで走ります。例えば、サブ3ならネットで4:14。それより平均ペースが落ちたら危険サイン。目標より2秒速い平均ペースを30キロ目で計測したら60秒の貯金、そんな感じです。

レースメイクの鍵、平均ペースがわからないと組み立てられない…焦ります。とりあえずラップを平均していくことに。ここまで…4:07くらい?

第一給水。朝の水分を控えていたために取ります。道マラと比べて飲むのが苦しくない!ほんの少しの成長でも大きく影響しますね。そして、ポカリという最高のスポドリ。これはありがたい。

市役所付近で5キロ。もう平均計算に混乱してきます。頭カラッポにできないじゃん!作戦変更。全てのラップが4:13以内なら平均も4:13以内=サブ3達成のはず。やむを得ません。いきます。

今年は雨なので母によるドンキホーテ前のハイタッチ応援もなし。母は見つけやすくするためにホイミンをかぶれと言うのでちょうど良かったです。おかん、また来年な!

大通りを左折して青江方面に南下開始。すぐに花番地のヤングマンが聴こえてきます。後半の体力を考えると後悔必至ですが、毎年の恒例行事をスルーできません。2回だけYMCAをやりました。くぅー、テンションあがる!おかやまマラソンが帰ってきたぜ!

ジョイスのアフロ隊にも声をかけます。変わらぬ応援ありがとうございます。体力温存のため、ここからは基本的に応援に応えないことにします。申し訳ない…。

7.5km給水前でピットイン半量摂取。これも呼吸に余裕あり。ポカリで流し込み、給水順調。ここまでやや寒さを感じていました。雨で濡れ、風を切って走るとシングレットでは冷えます。体力消耗をやや懸念。カロリー足りるかな。

旧臨港鉄道の跨線橋を越えます。今年は雨のためかマンションからの垂れ幕応援なし、残念…。

泉田のソフトバンク前で、予告してくれていた常連さんの応援を期待したんですが姿は見えず。当新田ハローズ前では母がもしかしたら出てくるかなと思ったんですが、これもなし。雨ですからね笑

自宅近所ランで気が紛れましたが、ややフォームは崩れたか。修正して藤田へ。4:11辺りで巡航します。

 

10km〜

マスカットエイドは当然スルー。ジェルとポカリのみ。

ここを過ぎた辺りで後ろの大集団に捕まります。どうやら私設3時間ペーサーの様子。給水の予告や走路の警告など適切なアドバイスが飛びます。一瞬、この集団について行こうとも考えました。楽にサブスリーするならペーサー任せがラク。しかし、あまりに集団が大きく、腕振りや蹴りに制約がかかります。これでは疲労するし、前に出る時苦労しそう。意を決して前に出ることに。フォームをことぶき式にして、すっと前へ。これが武器になりました。心拍をさほど上げずにペースアップ。抜けたら戻す。これ以降、サブ3集団には追いつかれることなく進みます。

しばらくして腹に響くベースの音が聴こえてきます。佐藤鐵工所のベンチャーズバンド。これも嬉しいですね!おかやまマラソンの応援の中で1番好きなものの一つです。雨でメガネが濡れてよく見えなかったのが残念ですが、やや疲れてきた体に気合いが入りました。

この辺りでサウルスシャツの2人組につけます。1人がポケットからジェルを取り出します。色はオレンジ。アミノサウルスの新作?プロトタイプ?よく見てみると…マグオンでした。私もマグオン摂取。

左カーブするとすぐに折り返しが。ペースが速いと距離は短く感じます。WATARUさんを見つけられません。そして、なんと数秒でるーさんから声がかかります。速いぞ!るーさん、これは狙ってるなと確信。もっと引き離してるつもりだったので驚きました。

スライド区間の復路は橋の起伏も弱く、楽に進めます。できる限り往路側を走り、チームメンバーを探しますが、見つかりません。途中、tazzoさん!という声を聴きます。Reiさんでした。手を振りかえします。

 

ハーフ〜

再びベンチャーズサウンドが耳に。東に折れて中間地点。10:13:30くらいだったでしょうか。1.5分の貯金ができていました。

今年はナスの浅漬けエイドがありません。苦しくて食べられないけど…。あれ、おかやまマラソン最高のエイドなんですよね。5キロごとにナスエイド出してもいいと思う…。

ヤマザキショップでは興陽高校のブラス応援。ありがとうございます!やや向かい風の東向きコースが楽に進めました。

田んぼの中を北上。今年は雨のため、野焼きの煙もありません。この辺りは1番応援が減るところ。それでも雨の中声援を送ってくださる方々が。ありがたいです。

雨の中の橋ランは中々足にきますが切り替えつつ越えていきます。見えてくるのは浦安公園。私のホームグラウンド。見慣れた景色だと落ち着いて走れますね。給水前にジェルを...マグオン青みかんを...ない! ポケットをウエアの上から触ってもあのムニっとした感触がない。...落とした。Yukiさんにスタート前に補給を聞かれ「500、いや600Kcalいきます」と話したんです。雨で体力を削られることを見越したプラス1個。スタート前に位置を変えた時に上手く入ってなかったか。しかたない。ポカリをしっかりとっていこう、と切り替えます。とりあえずピットイン半量摂取。レースではジェルを取る気力がなくて失速する要因になるのに、今回は取る気力あるのに、ものがなくなるとは!

ちなみに、帰宅後ポケットの中からマグオンが出てきたときは笑いました。ポケットはしっかり探しましょう。

気を取り直して、また東向きに走ります。小さい集団がいつくもあり、それを捕まえては前に進むことを繰り返していましたが、ここでしばらく単独走。(後ろに人がいたのかもしれませんが)向かい風の中、ここはキツかったです。

 

30km〜

いつものランニングコースを進み、岡南大橋へ。岡大応援団はいませんが、沿道からは変わらぬ声援が。そして「ふーーーっ!!」と聞き慣れた声が。有森さんです!フルを走るって聞いていたのに、ランナーを見送った後にスタートして、前にいる。いくらなんでも速すぎない?どうやら不調でリタイア後、先回りして応援に来てくださった模様。思わず

「ありもりさーん!ふーーーっ!!!」と雄叫びを上げます。有森さんも、雄叫び返しで応えてくれました。パワーチャージ!その勢いで岡南大橋を越えます。見えてくるのはもちろんラーメンエイド。今年は八方と桃太郎商店の夢のコラボ。しかし、残りタイムがわからないため、早々に断念を決めます。ごめんなさい!

岡南大橋を下り切ると折り返し。なんとここでもまたるーさんが手を振ってくれました。近くにいるじゃん!引き離せてません!今日のるーさんは速いぞ。

ラーメンエイドを恨めしくスルーして旭川の土手に出ます。7km、傾斜1パーミル。狭い、風が吹く、応援少ない、ラーメン吐きそうなど、皆が口々に辛さを口にするゾーン。何より32kmから始まるため、ここで壁にぶち当たる人多数。もちろん私も何度も苦しめられてきた区間です。気合いを入れ直します。ただ、ラクとまでは言いませんが、キツさはそれほどでもありません。小雨、微風の天候が幸いしましたね。

土手に出て最初の給水も確実に1杯。糖の確保も兼ねるので逃さず取ります。道マラでは30k過ぎてからの給水はミスだらけでしたが、今回は悪条件にも関わらずほぼノーミス。呼吸に余裕度を持たせたことが奏功しました。取りやすく並べてくださってることも助かりました。どのテーブルもクオリティが均一に高くて頭が下がります。

老人ホームからの熱烈な声援の中走っていき、2号線バイパスをくぐるところにホテルXO。電光掲示板で今年もランナーを応援してくれていました。ここの起伏もしんどいんですが、応援のおかげで思わず笑顔になって乗り越えられますね。

土手は風も弱く安定した走りができました。35km過ぎで土手を一旦降りて大型エイドゾーン。左に公式エイド、右に私設エイドのテント。今年はベリーダンスお姉さんたちもテントの中から応援してくれていました。ここは給食も豪華でぜひ寄りたいところですが今年はなくなく諦めます。

36km地点通過時で11時15分付近でした。残りをキロ5分弱つまりサブ3.5ペースで走ってもサブ3が見えます。ただ油断は危険なのでフィニッシュは想像しません。

また土手に上がり、北上を続けていると、遥か前方にオレンジシャツのランナーが。予告されていたWATARUさんのウェアに見えます。これは追うしかない。足は残っています。じわじわと距離を詰めていきます。

後楽園に差し掛かるくらいでついに背中に。隣は西谷さんでしょうか。吉備高原では惨敗でしたが、ここは勝ちたい。しばらく並走ののち、まずはWATARUさんらしき人を、新鶴の手前で西谷さんらしき人を抜き去ります。確認する余裕はなかったですが、後から聞いたらご本人でした。

そして、ついに新鶴見橋。ラップを落とすことなく、ここまで来れました。橋を降れば40km。松本マラソンでの初サブ3.5と同じく「もらったぁあ!」となるかと思ったんですが、さすがにサブ3は簡単にさせてもらえません。新鶴の下りがきつかったか、右足ふくらはぎに攣りかけを感じ始めます。それでもいつもの、ストレッチをかけたフォームで走り、攣りを抑えます。とくにラップに影響はありません。動いています。この足ならいけます。少しずつペースを上げます。

立ちはだかる万跨線橋。滑らかにギアを切り替え、腕を振ります。ここさえ上りきればあとはフラット。下りを使って加速。

清心町交差点を曲がります。体を倒して曲がる感覚が気持ちいい!足にまだ力が残っています。でも、油断できません。道マラは残り50メートルで倒れましたからね。

 

フィニッシュへ

ここに来てのペースアップで心肺はキツくなってきましたが、ことぶき式にしてストライドでペースを作り、残り1キロは全力でスパート。総合グラウンドに向けて左折したところでサブ3を確信します。

トラックを走っているとオーロラビジョンには女子優勝選手のインタビューが。こんな時間帯に戻ってきたぞ、と嬉しくなります。

最後の直線。時計の表示は2:55:50くらいから見え始めました。時計に目をやったまま、フィニッシュラインに飛び込みます。

 

2:56:02

ネットタイム2:55:51

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振り返って感謝を述べたのち、雄叫びを上げました。サブスリーやったぜ!

この様子は、RSKの特集や全員フィニッシュシーンにバッチリ映ってました。恥ずかしい…。

 

応援ランへ

歩くのもおぼつかないおっさんが、ついにフルマラソン2時間台で走れました。

興奮状態なので涙も出ません。初完走の時もそうだったなぁ。

タオル、メダルをもらい、バナナクリームロール、大手まんぢゅう、ポカリもいただいて外へ向かいます。その途中、たこちゃんに会いました。サブエガは逃したみたいですが、それでも52分台の好記録。さすがですね。もちろん私の記録も祝福してくださいました。

外に出ると、常連さんだった子が駆け寄ってきてくれました。応援ナビで追いかけてくれていたみたい。嬉しいですね!

1人になって会場を歩きます。これで親父も褒めてくれるかな。そんなことを考えたら熱いものが込み上げました。雨でわかんないよね。

さて、お楽しみはこれからです。荷物預りへ行き、ザックを回収。タオルをしまってホイミンを被り、リカバリードリンクを飲み干したら、逆走応援開始!

なんとタナーさん発見。デジマラのお礼を伝えることができました。

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清心町交差点では、サブ3.5ペーサーが。行け!サブ3.5!

跨線橋を上り、沿道のみなさんにお礼を言います。応援へのお礼が言えるのはいいとこ土手までなんですが、それでも終盤の応援に感謝を伝えたい。メダルを見せると、初めて見たという人もけっこういます。子供たちもメダルは喜んでくれますね。みんなの応援があったから、メダルもらえたよ!

それから、ひゅうまさんやプライベートペーサー中のYuki、たかひろさんに会えました。そして、ハッチさん。足が痛いというのですが、まぁ後半だしそんなものだろうと思い、耐えて〜!くらいの雑な応援。まさか死闘だったとは…。

アトムさんやことぶきちゃんにも気づいてもらい、並走応援しながら土手を南下します。Reiさんあたりまで行ったところですけさんは見つからず、次のいきもの舎メンバーがかなり遠いので一旦引き返してハッチさんの初サブ4の祝福に向かいます。

沿道のみなさん、お騒がせしました。そして、応援ありがとうございました。

 

大団円

会場に戻るとるーさんやすけさんとも合流。プライベートペーサーYukiさんもフィニッシュ。いいですね〜このフィニッシュ後の雰囲気。ぼっちランのころにはなかった興奮です。つよぽんさんと初めましてでお話しできたり、ホイミン好きというランナーさんと会えたり。そこにハッチさんの登場。

初マラソン初サブ4。岡南大橋あたりからの膝下の痛みに耐えて耐えて耐え抜いて、走力と知力を出し切ってのサブ4達成だったそうです。熱い…。マラソンやっててよかった。

taromiもフィニッシュして、そのまま出勤!さすがスーツランナーです。


それからいきもの舎のみんなで沿道応援に。県知事を見かけたり、仮装ランナーに声かけしたり。百間川ランナーさんも迎えます。

応援するって気持ちいいですね。こちらまで元気になります。

番町のお弟子さん、みかりんは25kmを突破してのリタイア。よくがんばりました。

そのうち、shibakiリーダーが完食ランを終えて満腹フィニッシュ。そして、番長を迎えに行き、最後の直線を並走。チームいきもの舎の全員が出走andフィニッシュとなりました。めでたい!

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謝辞

〜300メートル歩くとへたり込む状態から、フルマラソンサブスリー達成まで〜

ラソン個人競技ですし、走るのは自分自身ですが、とても1人で成し遂げられたとは思っていません。思えません。

とくに大会がない時期のモチベーション維持は1人では無理でした。関わってくださったみなさんにいつか伝えなくてはと思いつつも言えてなかったお礼をここに書きたいと思います。本人に直接言えよって気もしますが、せっかくなので書かせてください。

これはそのまま、私がサブスリーできた理由そのものだとも思います。


まずはマラソンをはじめるきっかけを与えてくれ、マラソンに自由に打ち込ませてくれた妻taromiへ。おかやまマラソンっておもしろいらしいよと言ってくれなかったら始めてもなかった、と思う。

 

市民ランナーのカリスマたち

個人的に感謝を伝えられる相手ではないけど、市民ランナーのカリスマ金哲彦さんの本やランスマは私のバイブルです。走り始めた頃から金さんの本を読んでランニングを学びました。走り方からマラソンのイロハ、大会の楽しみ方まで金さんがいないとマラソンは始まらなかったですね。いつかどこかの大会でお会いしてお礼を伝えたいです。とくしまマラソンでお姿だけは拝見したんですけどね。

同じくお会いしたことのない著名人ですが、つくばの鍋倉先生。ガチユル走がなければ走力アップはなかったです。先生の2冊の本。40歳からのサブスリーは難しいという記述を打破できたのは、そのための方法が書かれていたからですね。代謝系の話はまさに目からウロコで、ランニングは科学であり、ランナーは当然ながらケミカルマシーンであることを意識するようになりました。まだまだ理解が及びませんが座学を進めて深めていきたいです。いつかつくばマラソンに出て、せめてお姿だけでも拝見したい。

 

友人たち

U-Psutaugh氏。学生時代からの腐れ縁で、私の初マラソン挑戦を笑い、完走を賞賛してくれた。しまいには本人がフルマラソンにハマり、私は負けたくなくて必死にトレーニング。結婚した時にお祝いは何がいいか尋ねると「おまえのサブスリー」と言ってくれたのには痺れた。もちろん達成後すぐ報告。今までもこれからも良きライバルです。

「さいたまのはるな愛」さん。道マラで知り合い、さいたま国際では打ち上げに呼んでくださり、私のネットサブ4を絶賛してくれました。そこで「エリート大会である防府読売や別大を目指して」と言ってくださって明確に目標を持つことができました。あの打ち上げがなかったらスピード方向に舵を切ってなかったわけですから、感謝に絶えません。その後も大会でお会いしてエール交換や応援ありがとうございます。

そして「うちの常連さん」。ツイートでよく常連さんと言っているのは、ある人から「tazzoさんって、バーテンダー?」と言われた時にふざけて乗っかったから。実際はいわゆる民間教育産業ってやつでして、かわいい生徒たちです。一緒に走ってくれる陸上部の子たち、私の記録にライバル心を燃やしてくれる子、おかやまマラソンのボランティアをしながら声掛けしてくれる子たち、沿道で応援してくれる子たち。初マラソンの時から、大きな支えでした。今回も応援ありがとう!


ショップ関係

スポーツオーソリティのランニングアドバイザー森さん。イオンウォーキングから練習を始めた時、たまたま入ったところからの一期一会。初マラソンの前からシューズのフィッティングをしてくださいました。レース結果を報告に行くといつもとても喜んでくださり、それがモチベーションになっています。今回のターサーRPも森さんのフィッティングでした。

ズムフラをフィッティングしてくださった鹿児島のヒマラヤの方、大会に合わせて大急ぎでメガネを間に合わせてくれたゼビオの方、シンスプ克服のアドバイスをくださったステップ岡山店の方、トレイルの走り方からシューズ選定まで事細かに教えてくださるアシーズブリッシの藤原さん。もちろんビジネストークではあるんですが、みなさんアスリートとしてアドバイスをくださいます。たいした買い物もしないおじさんのためにありがとうございます。


YouTube関係

ランチューバーのmametaさん。マラソン大会をあまり知らない時、予習のためにいろいろ見る中で、ブレなく見やすくてシンプルに大会の様子を紹介してくれる映像に引き込まれました。予習と復習、モチベ維持、テンションアップと、mametaさんの動画には今も助けられています。同じコースでコースベストを上回った時は、ついに巨人を倒してぞと感慨深かったですね。

猫ひろしさん。ライブ配信で時間いっぱいつかって参加者の質問に答えてくださるんですが、同年代の市民ランナー目線でのトレーニング、栄養、フォーム、レースメイクなど多岐に渡るアドバイスありがとうございます。個人的にもたくさん質問に答えていただき、応用させてもらってます。

下門美春さんのライブでも棚障害についてなど質問対応していただきました。プロ選手が一素人ランナーの質問に無償で応対していただけるのは大変ありがたいです。動き作りは丸パクリしてます。


コーチング、ペーサー関係

がんばれゆうすけさん。ランプロのマラソン講座で一度だけお会いして「フルのダメージは大きいからしっかり休みましょう。」といわれたのが、いまだに安心して休める根拠になっています。

asicsコーチの小谷さん、そして、菅さん。まだろくに走れないころでしたから、すごい選手と皇居ランしてるということに興奮してマラソンへのテンションが上がりました。菅さんは全国女子駅伝岡山優勝メンバーということで、ミーハーですがずいぶん熱狂しました。フォームの動画分析もその後のフォーム指向に役立っています。

第3回松本マラソンのサブ3.5ペーサー鈴木選手。あまりにも見事な単独ペーサーで私の初サブ3.5をアシストしてくださり、あのレースをもう一度やりたい!というレースへのモチベーションを与えてくれました。40k地点で足が残っていた時の興奮はいまだに忘れられません。


医療関係

故障では伊藤整形と竜操病院にいつもお世話になっています。竜操の濱浪先生には厳しくランオフを勧められたり、可動域・柔軟性アップを指示してくださったり、走力アップにつながるアドバイスをいただきました。ここの理学療法士の先生からも可動域について厳しく指導を受けました。

ボディワン先生には継続的に体の状態を見ていただき、走れるのか休むべきか的確に教えていただくとともに最高のコンディションで走れるようにしていただいています。

そして、忘れちゃいけないことぶき先生。Twitterで絡んできた怪しい整復師だったのにすっかりお友だち。施術やマッサージもさることながら、フォーム指導も。アメフト、ハンドボール、アイスホッケーのコーチングしてるだけあって意外にも科学的でわかりやすい。今後の走力アップやケガ防止のために的確なアドバイスをもらってます。これからもよろしくお願いします。


リアルにお会いしたランナーのみなさん

まず、天満屋サブスリープロジェクト。武富監督には、最終選考に残った人はみんなサブスリーできると言っていただき、自信を持って挑戦を続けることができました。山口衛里さんにラップを取ってもらったことはお宝の思い出です。そしてゴールデンエイジさんはじめ選考会でお会いしたみなさん。リアルなライバルと間近で走れた10000mは爽快でした。みなさん、ありがとうございました。みんな、サブスリーしたのかな。きっと達成していってるか、近い将来、達成されると信じてます。

ランニングマン井上さん。元実業団の箱根ランナーとご一緒できたことは光栄でした。坂ダッシュ対決はあまりに惨敗でしたが、いつか再戦した時は少しは戦えるようになりたいと、坂練に気合が入りました。道中話してくださったラン関係の知識も役立っています。

ペルピエの林先生ご夫妻。父のアドベンチャー仲間でいてくださって、父にマラソンを勧めてくださったこと。先生たちのおかげで私の知らない父の一面を知ることができました。だからこそ、この記録じゃ親父は納得しないだろうな、3時間切ったら褒めてもらえるかな、と目標を上向かせることができました。トレランでご一緒できたことも喜びですし、ペルピエを通じてたくさんのランナーさんたちと知り合えました。

フルモさん。空港ランやナイトトレイルなど私にとっての超ロングにご一緒いただけたことは貴重な経験でした。

Makiさんには、はじめましてのフルロング走にはじまり備北や那岐などタフなレースをご一緒させてもらいましたが何よりそのマシンガントークでランを楽しくしてくださいました。

木下さんや坪井さん岡本さんはじめ、ペルピエのみなさん。河川敷で見かける剛脚ランナーたちと一緒に走ることができて週末のランニングコースが楽しくなりました。トレランでもレースでもいい刺激をいただいています。

 

Twitter関係

Twitterで知り合ってリアルでお会いしたり走ったりしたみなさんにもモチベーションだけでなくランの面でも助けられました。wataruさんはランの趣味や方向性が近くて気になる存在でお会いしてからは兄貴分です。たこちゃんは実はTwitterでの付き合いが長くていつの間にか圧倒的に走力で負けちゃってましたね。道マラ撃沈時は慰めと励ましのメッセージをくれたり、吉備高原でもおかやまでもスタート時にアドバイスくれたり、頼りになる友人です。アトムさんはTwitterよりリアルで。えびだい翌週に那岐山でメッセージ届けてくれるなんて粋なことをやってのけてくれてテンションあげてくれました。Yukiさんはポートタワーランの時に現地に来てくださったり、没ったけど試走会企画したり。そして何より精緻化され洗練されたラン分析をいつも提供されていて良い刺激をいつも与えてくださってます。しょうたさん・めぐさんとはいきもの舎でお会いしただけですが、レースでお会いするたびに声をかけていただき、ことあるごとにアドバイスいただきました。今回のレースに自信を持って臨むことができたのもそのおかげです。マラニック連れてってください。

すけさん。練習コースを教えてくださったり、何かにつけて応援リプくださったり、チーム缶バッジ作成やいきものカップにも参加してくださり盛り上げてくださいました。

たかひろさん。50代は悪くない、早くこっち来い。って楽しそうに走る姿に、老け込んでる自分のメンタルを気付かされました。

ウィンドラさんとはプチ仮装仲間にして累積距離対決。まぁ、全敗なんですが…。

Wゆかさんもちょいちょい絡んでいただきありがとうございます。

るーさん。もうすっかりライバルとして対決しまくりですね。道マラではジョッキまでの戦いで敗北したのでその後は勝たせてもらいました。ただ今回はずっと真後ろゾーンだったのでヒヤヒヤでしたから、油断できないなぁ。ライバルがいるのはホント幸せなことです。今後とも負けませんのでよろしくお願いします。


そして、Twitterのフォロワーさんや絡んでくださった皆さん。お会いしたことがない方々も応援、励まし、アドバイス、たくさんありがとうございました。ぎむらんさんはじめアドバイスくださった方、助かりました。他にもYoshiさんのサラメシツイートを見てはタンパク質摂らなきゃと思い、陸用ズゴッグさんのツイートを見ては筋トレに駆り立てられ、西所ななさんのツイート見ればロング走を思い出す、jingさんの三行走記で自分の三行を考える、ぷじょーさんやなかみちゅさんのふざけた?ツイートとランのギャップに驚愕しつつ負けん気を起こす、と言った感じでみなさんの練習ツイートの一つ一つから刺激とアイデアを受け取っています。マラソンは、自分に合う練習メニューを自分で作り上げることにその効果と面白さの真髄があると思います。その意味で、私が速く強くなるには皆さんの練習ツイートが必須でした。

また、いいね!をくださったみなさん。キツい練習で走るのをやめようか、一本減らそうか、ペース目標下げようか、という時、いや完遂してツイートするぞ!という目標が気力につながりました。リプはなおさら力になります。こちらからなかなかリプが書けなくて申し訳なく思っていますが、今後ともよろしくお願いします。

あんなにサポートしてやったのに名前がないじゃないかというみなさん、ごめんなさい。全員書くべきですが、書ききれません。どうかご容赦を。でも、みなさんのサポートが血となり肉となり、私を支えてくれています。

 

いきもの舎

そして、teamいきもの舎オリジナルメンバーのみんな。

マスター「いきもの王」。輝かしい経歴を捨てて岡山に来てくださってなかったら、汗くさいランナーを受け入れてくれてなかったら、このチームはありえなかったです。ランナーズカフェであることもですが、なによりアイスコーヒーが最高に美味い。あの一杯のためならインターバルも坂ダッシュもガチユルも酷暑ロングもがんばれました。カレーはカフェのカレーの域を超えてて最高のご褒美です。ルイーダさんのスイーツはいつもコーヒーにぴったりの組み合わせで、ラン後の糖質補給が何倍も贅沢になってます。見た目にも美味しそうだし、素材の味が生きてて感動するし、次はどんな新作が出てるんだろうとワクワクしてます。ランナーとためのごちそう、ありがとうございます。

shibakiさん、岡山中をランニングし、あの焼き芋屋をツイートしてくれてなかったら、いきもの舎を紹介してくれていなかったら、仲間との出会いもなければ、チーム結成もありませんでした。かけがえのないチームメンバーの支えあってこその達成だったわけですから、感謝に絶えません。ランの楽しさを最大限に発信されていて、さすがランニングチームのリーダーだと思います。

ワッフル番長。リアルに出くわした初めてのフォロワーさんだし、いきもの舎で初めて会ったランナーさん。それに、チームいきもの舎を命名してチームにしてくれた人。重なった偶然が今につながりました。もちろん、深夜練習もロング走も初ウルトラの並走も、LSDとして脚作りに貢献してくれました。そして、大会中止や走れない期間をバカ話で笑い飛ばしてくれたことにも感謝です。

ハッチさん。shibakiさんとの偶然すぎる出会い(運命の出会い?)がなければチーム結成はなかったですよね。赤穂線ランの応援は泣けたなぁ。ランもたくさんご一緒していただきました。道マラで本当はサブスリーしたかった。ハッチさんが応援してくれたから思わず達成しちゃったよ。と言いたかったんですが、すみません。来年くらいにはハッチさんがサブスリーですね。

そして、Reiさん。突然Twitterで絡んできた怪しい人。何か売りつけられるのかと警戒していたころが懐かしい。teamいきもの舎結成時のオリジナルメンバーになり、気づけば私のランニングパートナーになってくれていました。それまで私が苦手としていたロング走をバンバン走るので、負けじと参加しているうちにロングが好きになり、超長距離に耐えうる脚や体力、また長時間ランでの判断力が身についていきました。40km以上のランをこれまで50回くらいやってきましたが、ほとんどReiさんとのランですね。故障明けで柴又100kの目標が達成できたのは、このロング走のおかげです。今回も30k走をせずに臨んだのは脚ができている自信が持てたから。これも感謝。また、それまでペースは考えずに走りたいペースで走っていた私にペーサーをさせてくれたことも大きかった。ぴったりこのペースにするにはどう蹴れば、どうピッチを定めればいいかを考えることになり、ペース感覚ができました。今回、中心の40キロを±5秒のラップで刻めたのはペーサーをさせてもらえたからです。たくさん山に連れて行ってもらえたことも、一度しかトレランレースに出たことのない私にとって大きかった。筋力を鍛え、足を回復させ、心肺も追い込めるトレランを習慣にできたため気がつけば富士登山競走の五合目を突破できました。その力がフルマラソンの起伏をリズム作りの起点にでき、アップダウンが怖くなくなった。おかやまでは橋はボーナスステージになってました。そして、大勢のランナーやランニング関係の人たちを紹介してくださったこと。とくに林先生と会えたことはほとんど奇跡に近いできごとだった。感謝しきれないほどの感謝です。Rezzo練は私の走力の源であり、喜びです。今後ともどうぞよろしくお願いします。


そして、相木さん。いまだに道マラ2022は思い出すと痛々しく恥ずかしいレースです。給水不足をして熱中症で倒れるとは。しかし、ふらついて転んだランナーを助け起こしてフィニッシュさせ、医療班を呼んで引き継いでくれるランナーがいるなんて、未だに信じがたく思います。メディカルランナーでもない人がそこまでしてくれるのかと。私には到底できない。ランナーは自己責任。倒れる選手が悪い。それなのに自分のタイムを犠牲にして助けてもらえた。そんな信じられない体験をさせてもらえたこと。ランナーとしても、人としても成長させてもらえたこと。感謝の言葉がないです。言い方はおかしいですが、あの時サブスリーしてなくてよかった。倒れてよかったのかもしれないと無責任に感じています。

健康のために走り始め、目標達成直前で体を酷使して倒れる。その矛盾に気づかせてもらえたことも感謝しなくてはいけませんね。今後は、原点回帰し体を最優先、人に迷惑をかけないランを心がけたいと思います。


長くなりました。

1人で走っているつもりが、気づけば数えきれない人たちに支えられていました。改めて感謝申し上げるとともに、今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。こちらからも、なにか皆さんの助力ができたなら、望外の喜びです。


次の目標は…グランドスラム、サブエガと大きく掲げたいと思います。まずは防府読売マラソンへ!

 

技術編は、また後ほど。

 

追記:

謝辞のメモの一つを統合し忘れていました。

今更ですが、追記させてください。

 

くまさん

いつもリプありがとうございます。富士登山競走ではニアミスしかできなかったんですが、道マラではスタート前に声をかけていただきテンションあげてレースに臨めました。クマっぽい人かと思っていたら真逆の爽やかさで驚きましたよ。


さえさん

乗鞍天空〜松本マラソンでがっつり絡んでいただき、知らない土地でのレースを身近に感じることができました。どこに行ってもランナーがつながってくれることは大きなモチベーションになりました。


かまぼコさん

さいたま国際マラソンで、ファンラン後に応援に回っておられ、お子さんが私を応援してくださり、それをツイートで捕捉してくださるという嬉しいコンボ。来年も会いに行くぞ!と思ったらまさかの大会終了でがっかりしたんですが、いつの日か再会できると信じてます。Twitter関係ではリアルに会った最初の人です。ありがとうございます。


さいたま国際でリアルに見かけてリプくださったみなさん

さいたまのみなさんは地元愛に溢れていて他から来た私たちをとても歓迎してくれました。EXPOでパフォーマンスしていた大宮アイドールのみなさんもツイート直後にエゴサからいいねくださったり、繋がってる感遠征して大会参加することの楽しみをあんなに味わえたのはさいたま国際が初めてで最高でした。その後の大会参加モチベーションにつながっています。


宮内宏子さん洋子さん

沖電気ホクレンの双子ランナーさん、ご本人。知り合いのよしみで応援させてもらっていました。ことあるごとにお手紙やお土産ありがとうございました。私のサブスリー達成にも祝福メッセージをいただき恐縮しております。いつかマラニックにでも参加してもらいたいです。


ねぎまさん

酒場放浪記ツイートがタイムラインに流れるのが安定のTwitterになってます。リアルではえびだいでニアミスしただけですが、リプでの絡みでも楽しませてもらってます。慶州でお会いできるかななんて思ってたのに残念でした。またそんな機会があるとうれしいです。


たなともさん

ランツイのお笑い担当だと勝手に思ってます。フリート機能があったときはランと関係なく笑ってました。ランはストイックだからこそ笑いが取れるのかな?和ませていただきリラックスできています。


ジョガーManさん

はじめ、ただのジョギング愛好家かと思っていたらすごい人でした。ランニングを通じてオリンピアンやパラリンピアンと触れ合えるのも大きな歓びですね。パラリンピックが何倍も楽しく身近に感じられ、自分のやる気につながります。


TKさん

学生のころから謎のランナーとして楽しませてもらいました。タイムでなんとなくわかっていましたが、ヤクルトで活躍するようになってはっきりして、なんて気さくに絡んでくれる人なんだろうと感激。ヤクルト愛飲していたので、それも嬉しく、拍車がかかりました。おかげで胃腸が元気で食べられて走れています。


神野大地選手

一方的なファンなんです。筋トレやリラックス法などYouTubeでの話もタメになりますし、とくしまマラソンでは飛ぶような走りを間近で拝見してますますファンに。応援する選手がいるのは幸せなことですね。

 

 

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