今シーズンの大目標はサブ3、でした。
もしおかやまの2022や防府で未達の場合の保険としてエントリーした京都&大阪&びわ湖。
もし防府で2:55切りできたら、それ以降はファンランとしてご褒美ランしちゃうぞと決めていたので、そのご褒美マラソンに行ってきました!
京都🐙&大阪🐮&東京&びわ湖&名古屋レポです。
京都マラソン編
京都はホイミンで完全ファンラン。
土砂降りの雨の中、リーマントオルさんやYukiさんら20名ほどでシューズ円陣して気合いを入れました。びしょ濡れ!でも、楽しい〜!
更衣もトイレも野球スタジアム。出入り口は当然狭いし、仮設トイレは見当たらず球場のトイレに並ぶというスタイルです。ただ、ボランティアスタッフさんがとにかくたくさんいて、トイレ個室最後尾はこっちだ、列はこう作れ、奥の方が小はあいてる、と細かにアナウンス、誘導してくれてノーストレスでした。ボランティアスタッフさんたちがとにかく素敵。コミニュカティブなのであれこれお話ししてくださるんです。うれしいですねー
残念なことに雨だと屋根のあるところに人が集中してしまい動線が塞がれてしまったので、ここは要改善ですね。手の消毒と検温という「感染対策」が完全にボトルネックでした。
さて、時間も迫ってきます。東京の友人が参戦していたので一緒に整列。陸上ではおなじみたけびしスタジアムなんですが、並んだところから右に進むのか、左に進むのか、前に進むのかわからない…。タイム狙いの人は焦るパターン。そんな中、スタート。雨の京都に走り出します。
taromiからキロ6:17ペーサーを要請されたので徹底してペース維持。ラン友もだいたい同じペースで進行します。目指せ430。
ラン中は沿道からの応援、ボランティアスタッフ、またランナーに声かけします。タイム狙いではないから体力は余裕あり。応援があれば「ありがとー!」で応えます。ボランティアさんたちにもできる限り「ありがとうコール」。
給水では、ちょっと離れて「ボランティアありがと〜!」すると「おぉー!!」ととってもいい反応が返ってきます。きもちいい!
実は参加案内に「ありがとう」言ってねと書いてあったんです。ボランティアさんたちにも、ありがとうに応えるよう話があったのかな?
五山送り火の看板をボランティアさんが持って立っててくれます。「←⛩」みたいな感じで。
なのでそっちを見たら
「今見ても何も見えませーん!」とアナウンス。うん、だろうね!
エイドに「ぱりんこ」があったんですが、
「ぱりんこうめぇ〜!」とスタッフさんに叫んだら、なぜかTVビブスな方からインタビュー。若い女の人とセットだったんですが、誰だろう?一緒に完走目指しましょう!と言われました。ありがとう!
仁和寺!
お坊さんがたくさん応援。圧巻でした〜
お遍路マラニックしている身としては、空海ゆかりの真言宗のお寺ということで、いつかゆっくりマラニックで訪れたいところです。
さて、taromiが腹痛でペース維持できなくなりウォーキング完走に切り替えたので、ホイミンキャップしてる身で歩くのは気が引けるため別々ランに…。まぁ、夫婦ランした大会はほぼ全て別々ゴールなんですけどね笑 なおここまでペース平均は6:17。我ながら仕事は完璧。えっへん。taromiはジェルが合わなかった模様。めざせ、完走!
そこから飛ばして、友人に追いつこうとしますがとにかくコースが狭くて前に進めません。なかなか足を使います。危険な追い抜きは避けたいので、カーブや幅広の箇所を使ってサッと抜く。なかなかのトレーニングになりました。
そうこうするうちに植物園に入ります。マラソンコースとは思えない狭さ…。オシャレなんですけどね。そこに番長から声が。追いつきました。
あ、これは番長じゃなくて舞妓さん
写真撮りたいランナーたちが行列してるという…。番長に別れを告げて、前を追います。
鴨川河川敷に降りると、土手下の隘路。ますます抜けない…。エイドの和菓子?は美味しかったです。八ツ橋じゃなかったけど、京風のせんべい?
河川敷残りわずかとなった地点で、ぱりんこインタビューのTVチームを抜きます。その時、例の若い人が「あっ、ぱりんこおじさん!」
…ぱりんこおじさんになってる笑
しかし、申し訳ないけど、前へ。
ロードに上がると、鬼の折り返しゾーン。34キロくらいからフィニッシュまでグネグネと走ります。ラン友探してダッシュ!からの「ありがとう!」忙しい笑
さすがに喉が枯れてきます。
捉えたのはラン友…じゃなくて5時間ペーサー!ランナーにも声掛けしてきたので、ここで
「サブ5するぞー!」と雄叫び。何人かでオー!と気合いを入れました。抜いていくと「え?先行くの?」みたいに言われちゃいました。ごめんね…
終盤になると雨も上がり応援もさらに大きくなります。対してランナーは疲労が限界に。なので、さいたま国際マラソンでもやった応援煽りをすることに。
「応援くださーい!応援足りてないよー!もっと声出して!応援して〜!」
とジェスチャーしつつ観客前をラン。
これやるととても応援してもらえます笑
オリジナル?は東京マラソンで見かけたランナーさんなんですけどね笑
ランナーは反応できないけど、心の中では応援のおかげで元気になって、走り続けることができるんですよね。それが観客のみなさんにはわかりにくいところかも。実は、見向きもせず黙ってるランナーが1番感謝してます。だって応援に視線をやる元気すらなくなってるんだもん。
そんなこんなであっという間に平安神宮。もう終わっちゃうの?!結局、ラン友さんは見つけられないままフィニッシュ。とりあえず荷物受け取ってラン友探すぞ、と思ったんですがフィニッシュ後の動線が大渋滞で進めません。せっかくのスタッフ数が生きてない…。もったいない。
その後ラン友さんと合流し写真撮影。
なんの優勝かわかんないから、とりあえずありがとう言った回数ということで笑
さぁ、引き返して応援!
と思ったんですが、交通規制やらランナーゾーンの仕切りやらで、どこへいけばコースに戻れるかわかんない…。おかやまマラソンみたいな、競技場出たらフリーになってるわかりやすいゾーン分けにしてよ…。
スタッフに聞きながらコースへ。スタッフさん、とてもトレーニングされていて説明はピカイチわかりやすいし、笑顔で親切でした!
さて、番長どこだ?!
しばらく逆走して発見!
写真撮り忘れたのでありません…。
そんな番長は、ネガティヴスプリットでPB達成!番長が後半上げてくるなんて…やるじゃん!
taromiは腹痛のため歩いてフィニッシュ。ジェル合わない問題はランナーあるあるですね。
京都マラソンは古刹好き、古都好きにはたまらないロケーションでした。その代わりコースは狭く、クネクネ道なのでタイム狙いには厳しいです。しかし、何よりスタッフのみなさんの共感力が素敵!ボランティアのみなさんとのかけ合いのためになら、また走ってもいいかなと思わせるものがありました。ありがとう、京都!一見さんでも大歓迎されてるじゃん!
大阪編
道マラ撃沈後、おかやまマラソンでのサブスリーを目指すことにしたんですが、保険で他の大会もエントリーしておこうということで選択肢に上がった大阪マラソン。
幸い標準タイム3:10を切っていたので迷わず市民アスリート枠で申し込みました。これなら確実に走れます。
ご存知のように定員割れとかで市民アスリート枠じゃなくても出られたみたいですが、申し込んじゃったものは仕方ない。名ばかりアスリートで出走です。
そして、リレマラ以降、大会や応援で人気を博した?牛さんで盛り上げることを思い立ちます。着ぐるみフルマラソンは初めてですが、大阪の子供たちに笑われようと決意。
この牛の着ぐるみ、Amazonで買いました。そのままだと歩くくらいはいいんですが、まぁ走れない。なので走っては改造、改良を繰り返しています。それをまずはご紹介。
1番の要は股下。走ってるとデフォルトだと股が裂けます。そこで、伸縮性のある布を股に増量。ダンスをする方の衣装とかもこんな裁縫をするそうです。これで一気に走りやすくなります。
次に顔。普通に歩くくらいなら無改造でもオッケーなんですが、走ると目が隠れてしまうので、顔の枠を帽子に固定します。
しかし、それだけだと牛の顔が上を向いてしまうので、今回は🐮の鼻も固定できるようにマジックテープで固定。
さらにいつも垂れ気味のツノを風船で立てます。
口や顔はバフで隠してましたが、ヤケーヌに変更。そのままだと呼吸したときに張り付くし水が飲みにくいので、ピンで広げ気味に固定。
メガネはバンド固定して、上から保護サングラス。ヤケーヌなら呼気が外に逃げるので曇る心配もなし。また、ひづめをシューズに固定して、踏んづけないように。ゴムヒモつけました。
給水ができなくはないんですが、混雑してると🐮は邪魔なのでハイドレに。ジェルも取れないので、今回は濃厚ポカリにハチミツなど溶かして背負うことに。
「牛がクツはいてるー!」とちびっ子からツッコまれることが多いので、ズムフラを黒インクで塗装。
手には黒手袋、服装は真夏仕様の放熱スタイル。牛のボディはファンの送風で膨らませ続けないといけないので、モバイルバッテリー2個も装備して万全の体制で臨みます。これで6時間はふっくら。
牛の中身はこんな感じ↑
ただのトレランおじさんですね。
ゼッケンもそのままでは取り付けられない(穴を開けられない)ので、ファイルケースを工作して、サンドイッチマン状態に。時計は牛の腕にはめる。これで万全です。
さて、今回はハッチさんと一緒に大阪へ。
マラソン談義で盛り上がりつつ、うちの元常連さんと合流。おばあちゃんちに車を停めさせてもらい、近くのラーメンでカーボローディング。特濃鶏しお?
そしてエキスポへ。
規模がでかい!
人も多いけど、ブースも多い。何だか超楽しいぞ!
受付を済ませ、パンフに目を通すと
「仮装禁止」の文字。
やばい、仮装ダメなの?
でも、YouTubeで見る限り大量の仮装ランナー走ってるよな…。
この仮装禁止問題、実のところ「明らかに迷惑かけるランナーがいた場合に排除するときのための明文規定」なんだと思います。ご存知のように大阪マラソンは仮装ランナーだらけ…。たしかに、私もレース中、◯◯◯新幹線コスプレにラリアットを食らったことがあります。笑っちゃいましたけど、トップ集団や関門ギリギリグループだとシャレにならないですよね。
そして、エキスポブースを回ってると、骨髄バンクの方からドナー登録を呼びかけられます。私は「すんません、もうドナーなんでー」と断ったんですが、おばちゃんの目がキラーンと光り
「ほれやったら、タスキして走ってくれへん!?」
ほ?
たしかに見かける骨髄バンクの黄色いタスキランナー。あれって、関係者かと思ってたんだけど、ランナーに頼んでたのね。
「あ、いや、すんません、ボク、仮装して走るんで…」とお断りしようとしたらまたキラーン
「どんな仮装?目立ってくれて方がいいんやけど!」
な,なんと、骨髄バンクの周知活動的には仮装ランナーの方が良いときた…。
ここで悪知恵が働きます。
骨髄バンクのタスキしてたら、仮装してても文句言われないんじゃないか?と。
まぁ、実際のところ大量に仮装ランナー走ってたんですが、なんとなく不安な私は渡りに船だと思ってタスキランナーを受諾。これで大阪マラソン公式チャリティー団体の一員…のフリができます。ニヤリ
ハッチさんと別れ、ホテルにチェックイン。会場下見へジョグ。
あれ、ハッチさんいるじゃん…。
結局、2人でフィニッシュゲートを眺めてテンション爆上げします。
ホテルに戻って、牛の準備。ゼッケンの固定に相当手間取りましたが、できました!
前日に着替え練習したの初めて…
なお、今回は米限定ではなく、パンやうどんも交えつつ、がっつりめのカーボローディング。
仕上がりとしては、牛がダメならsub3で走れるくらいを目安に持っていきました。
当日。4時起床で塩むすび、うどん、カステラの万全ローディング。
牛に変身してホテルチェックアウト。
フロントクラークがプッとやってくれたのはさすが大阪の方。ありがとうございます。
ハッチさんと合流すべく早朝の大阪を牛歩していると自転車の方が「…うしやん」
いい反応!
ハッチさんは地下鉄入り口封鎖を食らっててんやわんやでしたが、どうにか合流して地下鉄へ。
電車に乗ると骨髄バンクタスキのランナーさんから話しかけられます。仲間だ〜
会場につくと、るーさんとも合流。
そして、ひゅうまさん、コリドーレさんたちとも会えました。
さすが大阪マラソン、仮装ランナーめっちゃ多いです。マリオやらピーチ姫やらの近くでシューズ円陣。写真も撮ってもらえました。
荷物を預けてスタート地点へ。これが想定外。ものすごい混雑なんです。
途中、なにやら行列があり、聞けばトイレとのこと。とりあえず並びましたが、とんでもなく長い…。
はるか遠方にトイレが見えます。スタート時刻が近づくと、行列から抜け出し大阪城の堀にダッシュするランナーがちらほら…ええ、そうです。I wanna hold your hand.の空耳です。
大阪城のお堀の水位が上昇…。上品な私とるーさんはそのまま耐えて耐えてトイレに。おかげでアップできずにスタートすることに。
さて、問題の仮装ランナーブロック問題ですが、行けばAブロックにもたくさん仮装がいます…。しかも入り口でも何も言われません。やはり、迷惑をかけるランナーを排除する時の理由を明文化しただけなんでしょうね。
一応、遠慮してブロック最後尾に入ります。インド人ランナーと記念撮影したり、知らない方から声かけてもらったりしつつ、少し空いた空間でアップ開始。この時のアップの様子は以下の動画6:20過ぎからをご覧ください。
【大阪マラソン2023】十手リンジンがサブ3&PB更新へ!史上初の快挙に挑む! - YouTube
TVビブスのカメラマンがいて、誰かを撮ってまして、ほとちゃん?いや違うなぁと。知らん人だから、ま、いいかくらいでアップに集中。
牛スーツだと、軸を取りにくい=地面からの反発を真っ直ぐ受けにくいので、それを確認してるんですが、牛がダンスしてる!と子供が指差してくれます…
沿道の子供たちと戯れあってるうちにスタート!
写真は、あおまちさんがリプで教えてくださった動画から。うむ、目立ってる…
TVビブスの人、あっという間に消えました。速い。
さて、大阪の街に牛で突撃です。もう出だしから応援がすさまじい…。
うしぃー!
もーもー!
(指差して)ぎゃはは!
さすが大阪、反応がでかい。うれしいですねー
すけさんからの指令を受け、できる限りありがとう!と応えて走ります。
寒い気温のおかげで楽な滑り出し。4:50を切るハイペースでの入りになりました。
ランナーとのコミュニケーションも楽しい!
同じ骨髄バンク応援ランナーからのエール交換や、ドナー提供経験者のランナーさんとの邂逅も。タスキしてよかった…。
大阪マラソンといえば、観光地巡りの要素もすごいんですが、いかんせん牛は視野が狭い。ほとんど、ここがどこかわかりません。見えるのは沿道やランナーだけ。でも、今回はそれでいいんです!
特に3年ぶりかな?という連続ハイタッチを満喫。手が並んでるので、手袋プラスひづめな前足でタタタタとハイタッチして走ります。気持ちいいですね〜
カーブの多い大阪のコースですが、カーブ奥にぎっしり並んだ応援のみなさんにももちろんハイタッチ!ムダに距離を走り体力を使います。それでも応援には応えたい!気持ちいい!
写真は、トニオさんの動画から。奥様が撮影&応援してくださいました。
10キロくらい快調に走ったでしょうか。予定通りキロ4:50くらいのペースをキープ。体も温まってきていい調子!…と思っていたらメガネが曇り始めます。
メガネの上にワークマンの作業用サングラスなんですが、両方曇っている様子…。前が見えなくなります。おかしい…息は抜けてるはずなのになぜくもる?
理由がわかりました。自分の汗が蒸れ、蒸気が顔から出てるんです。なので呼吸と無関係に曇りまくる。これにはまいりました。どんなに吹いても顔の位置変えても曇る曇る…
何キロか忘れましたが、仕方なくサングラスを外します。牛の首に顔が出てしまう…。気温は5度行くか行かないかの大阪。寒いと曇りまくるということを想定しなくては。
さて、その後もずっと声援を浴び続け、超気持ちいいラン!エイドにも寄ります。タコパティエというお土産定番のお菓子。個包装の流れでそのまま丸ごと一つを口に放り込みます。
…ブフっ!
粉砕されたパイ生地が一瞬で喉を塞ぐ…
慌てて水を取り、流し込みます。これはキツい…
大阪マラソン、かなり名所を巡っているようですが、そんなことには目もくれず、とにかく沿道ハイタッチと声援に応えることに全力。
サングラス外したので視野は広がりますね。しかし、今度はメガネが曇る…。ヤケーヌがズレて息を遮り、呼気がメガネに。しかたなく、ヤケーヌを上下にズラします。見た目がおかしいでしょうが気にしてられない。
さて、ハーフすぎると牛的には未知の領域。ここで前腿に疲れが。おい、まだ20キロあるぞ…。
牛スーツって、足を上げるときに布が引っかかるんですね。整骨院の先生たちが異口同音に「筋トレ」という動き。これを数万回繰り返すわけなのでもうパツパツ。
サブ3.5狙い=キロ5分切ってのランが徐々にしんどくなってきます。
しかし、沿道からの声援はさらにものすごく後押し。ペースは落とせません。ただ尿意がガッツリきて、たまらず30キロ手前でトイレに。
背負ったハイドレで給水はしっかりしてるのに、脱水症状を感じます。脱水を警戒して朝飲んだ水分&ハイドレで尿意。しかし、体からは必要な水分やミネラルが抜けている。牛スーツの宿命ですね。発汗量ハンパない。
30キロ辺りから大阪マラソンの最初の難関、連続する起伏ゾーン。いよいよ余裕がなくなります。それでも食べたエイドの花ラング。ラングドシャでまた、咽せる…ゲフ…。そして、さらに足は重く、必死の腕振りをするもペースキープがやっとの状態に。その腕も張ってきます。
もう応援に応えたり、カーブの奥に回ってハイタッチする余裕がありません。後半に声援をくださったみなさん、ごめんなさい。
そして迎えたラストの直前。北上する数キロを向かい風が襲います。もう、牛限界。
写真はぽよねこさんから。自分の死闘を撮影してもらえるって嬉しいですねー。
誰かの背中を借りつつ、必死で前に。応援も目に入らなくなるほどキツくなります。足にまとわりつく牛スーツ、膝が上がりません。息も上がり、限界が近づきます。
もはやただ走るだけの牛。心の中の悪魔が「サブ4でもいいんじゃ?」「牛なんだし、タイム気にしなくても…」
そんな時、追い抜いていくランナーから声がかかります。
「うしさん、がんばって!」
「うし、ファイト!」
「すげーよ!うしさん!」
わざわざ振り返って、声かけしてくれるランナーの多いこと。1人じゃない。
思い出しました。骨髄バンクのタスキをかけているんでした。バンク啓発のため着ぐるみで走る牛にみんな声援をくださっている…。やはりペースは落とせない。走りで示さねば。この程度の苦しみ、白血病で闘病されてる方に比べればなんともない、はずだろ。
再度、気合を入れます。アスリートゼッケンを叩いて、鼓舞。行くぞ。投げ出してどうする。アンダーパスの上りは気合いで駆け上がりました。
見上げれば大阪城。帰ってきました。
いけ、牛。
もうキロ6まで落ちてもサブ3.5達成確実。心の中でガッツポーズ。もらった…
最後の応援の凄まじいこと。耳がキーンとなるほどの声援を浴びます。フィニッシュゲートへの直線、全力で走りました。
フィニッシュ。
3:26:02
初の牛フルはいきなりのサブ3.5達成で幕を閉じました。やったぜ。
過去最高の大声援を受けてのフルマラソン。正直、防府のサブエガよりもキツかったですが、達成感のある気持ちいいレースになりました。
応援してくださった大阪の皆さん、ランナーのみなさん、そして、ボランティアスタッフのみなさん、ありがとうございました。
ハイペースで先行していたるーさんは肉離れで苦しんだ模様。それでもさすがのサブ3.5。ハッチさんはマラソンデビューから連続となるサブ4。円陣メンバーのみなさんも好成績を残されていました。
東京マラソン応援編
大阪🐮マラソンのダメージがなかなか大きく、完全回復する前に迎えた東京マラソン2023。
我がteamいきもの舎から、「うんのよさ255」を誇るチームリーダーshibaki王子が出走。それはそれとして、道マラの恩人である相木さんが走られるとのことで、応援ツアーに行ってきました。
夜行バスでバスタ新宿へ。スタート地点につけるのでちょうどいいんですが、両備バスの格安路線はアレの煽りでいまだに運行休止。がっかり。まぁ仕方ないですね。
東京につくと、ホイミンスタイルになりすぐにshibakiさんのホテルに向かいます。すでに街はランナーだらけ。しかも外国人が多い!
shibakiさんと合流してスタートゲートへ。ハイテクな顔認証チェックインのようです。
ここの入り口だけでもんでもない人の数…こんなに当たるのに私は何年経っても当たらないぞ…。シューズ円陣?をして、私は3キロ地点辺りで構えることを伝えて別れます。ファイト、shibakiさん!
さて、まだ空いてる応援ポイントへ。
YouTubeでいつも応援している三菱重工の井上&山下両選手を見送ったのち、相木さんを探しますが見つからず…。
それから20分は待ったでしょうか。いきもの舎Tシャツのランナーを見つけます。shibaki王子だ!
写真撮ったら即並走開始。
頼まれたエアサロを購入しつつ、追いかけます。shibakiさん、快調!
防衛省前ではブラスバンドが演奏。超かっこいい!この曲、どこかで聞いたことある!…ロマンティックが止まらない、だ。マラソンと何の関係もなさそう笑
それでも曲が終わるとランナーから喝采!
そんなこんなで気づけばshibakiさんを見失います。相木さんを追わねば!ホイミンダッシュ!
29キロくらいの地点に陣取り、応援ナビとにらめっこして待ちます。
来た〜!プラカードを掲げて、全力応援!
こちらに気づいてくださった泣
約半年ぶりの再会です。
根雪の北海道で冬の練習ってトレミが中心とのこと。ロードで走り込めない中、ここまでサブ3ペースをキープ。かっこよすぎる…
見送ったのち、そのまま他のランナーを応援。さすが東京マラソンはランナー多いし、仮装も多い。応援しがいがあります。
今回、とくに驚いたのは外国から参加のランナーの多さ。わかる限り国の名前などで応援します。
すると、応援してる外国人の方から、うちの夫がこのゼッケンなんだけど、どこ走っているか調べられないか?と尋ねられます。慌てて応援ナビで検索!ってやってるうちに本人通過。一緒になって、ぎゃわー!!と声援。もう何叫んでるかわかんないけど、楽しいからいいや。
shibakiさん用のエアサロもこの辺りでランナーさんたちに提供。楽しい!
さ、そろそろフィニッシュ地点に移動だ!
最短距離で東京駅に向かいます。しかし、交通規制でうまく進めない…。余裕あるはずの時間がもはや足りない。ダッシュ…も叶わず、相木さんのフィニッシュに立ち会えないという大失態。ナビでは見事サブ3を決めてました。
フィニッシュ後、連絡いただいて合流。ついに、道マラのお礼を直接伝えます。
当たり前のこととおっしゃるんですが、当たり前ではないですよね。
秋から春まで雪でロードを思い切り走れない道民ランナーにとって、北海道マラソンは貴重なロードの大会。内地で走り放題の私たちとはこの一レースにかける意気込みも意味合いも違うんですね。
そしてなお、他のランナーも同じように大切に走っているはず、との前提に立って慮ってくださって、手を差し伸べる…マラソンだけでなく、生き方そのものから揺さぶられますね。
でも、緊張から言葉が出てこなくて、あんまりちゃんとお礼が言えなかったのは情けない…。
長かった北海道マラソン2022は、これにて完結。北海道マラソン2023での再会と対決を誓います。
なお写真を撮ってくださったのは奥さま。ご夫婦で走られているそうです。道マラでまたお会いしたいですね。
相木ご夫妻とshibakiさんのラスト辺りを応援した後お別れし、私はshibakiさんと合流。出し尽くした王子。東京マラソンを食べ尽くしたみたいです笑
それにしても東京マラソンのメダル、羨ましい〜
その後、2人で飲み屋へ。あの酒豪shibaki王子がなんとジョッキ二杯でダウン。オールアウトするまで走ったんですね〜。リーダーおつかれさまでした。
新宿駅で壮絶に迷いつつ、なんとか夜行バスに乗り、無事に帰宅。仲間のいる楽しさを再度確認できた素敵な応援ツアーになりました。
びわ湖マラソン&名古屋ウィメンズ編
歴史あるレースにして日本記録が誕生した地でもあるびわ湖。大阪に統合され、市民マラソン大会として復活となったのは周知の通り。
るーさんが住んでいた土地とのことで一緒に出場することにしていました。第一回大会って、なんだかワクワクしません?
フラットで風光明媚と聞けば否が応でもランナーは盛り上がりますよね。大会が近づいて、どんなレースをするか計画を立てる段階で決意しました。
「ホイミンサブ3」
我らが相棒、ホイミスライムのキャップで三時間切り、です。
Twitterのアイコンにもなってるホイミンキャップ。はじめておかやまマラソンに出た時、プチ仮装ランナーと並走し、その声援の大きさや沿道のみなさんの喜ぶ姿に驚き、サブ5できるようになったら自分もやってやるぞ、と始めたんです。
大好きなドラクエ4の素敵な名脇役。回復魔法しか使えない非攻撃型キャラ。癒しを振りまいて走るという意味でマラソンの相棒にもってこいなんです。
ちなみに初めてホイミンマラソンしたときは4:46くらいかかりました。応援はとんでもなくもらえて、まさに回復させてもらえるんですが、走りにくいのもまた事実。軽量化して200グラム程度とはいえ風で持ってかれます。嵐のとくしま2019では途中で捨ててやろうかと…。
そのため、Twitterのフォロワーさんたちからホイミンサブ3だ!と煽られてもなかなか「やったろやないかい!」とはなかなかならなかったんですね。
それでもサブエガまで走力が伸びてきて、もしかしたらやれるんじゃないかと。チャレンジ決定。やったろやないかい。
そして、もう一つ。びわ湖マラソンは名古屋ウィメンズとかぶってるんですね。我らがteamいきもの舎から今年は番長&Reiさんが出走。
びわ湖は8:20スタート、名古屋は9:10。時間差とタイム差を考えると、私がフィニッシュして名古屋に向かえば、Reiさんは無理でも番長は応援できるかもしれない。
そこで決まりました。3月12日の目標は「びわ湖でホイミンサブスリーして、名古屋の番長に『走れ!漢だろ!』と叫ぶ」こと。相変わらずアホな企画…。
事前にるーさんに聞いてフィニッシュ後の動線を決定。最速で名古屋城あたりを走ってる番長に追いつき、並走するプランニング。はじまりはじまり。
土曜日、仕事を終えたらすぐに車で出発。一路、草津SAを目指します。今回は宿泊なし。大会出まくりなので節約節約。でも、小回りきくし、意外とノーストレス。
22時過ぎには到着して就寝。
翌朝4時ごろに起き出しておにぎりで車内朝食。最近はコンビニがSAにあることも多く、クオリティ高いおにぎりが安定して選べるから便利ですね。時間かけてガッツリ食べたら洗面等済ませてSAを立ちます。
草津駅に程近い場所にakippaでパーキングを予約しておいたので、そこに停めます。フィニッシュ地点からのシャトルバスを降りたらここへダッシュ予定。
シューズ、悩みました。ズムフラかハイパースピードか。悩み抜いて、足へのダメージを減らすことを主眼にズムフラ選択。名古屋ダッシュに備えます。
リカバリー食を確認し、お着替え済ませたら頭にホイミンを乗せ、いざ決戦の地、皇子山へ。
JR草津駅はすでにランナーでいっぱい!テンションあがります。電車に乗るといいシューズ履いたランナースタイルの脚が並んでます。これこれ!
JRでそのまま競技場に行くつもりでしたが、みなさん私鉄に乗り換えるようで、一緒に乗り換えてみました。
これが失敗というか、乗り換え駅は改札を通れないくらいの人だかり。前に進まない。それもまた思い出ですね。電車2本待って京阪大津京へ。誘導も多く、動線はわかりやすかったですね。
皇子山陸上競技場は歴史を感じさせる佇まい。手早くカッパを羽織り、荷物を預けます。フィニッシュ地点が遠いので、京都に続き佐川さんのお世話に。今回は佐川チームの陸上競技場をレース中に走れる特権付きです。これも楽しみ。
レースのルーティン、トイレ行列。前ブロック組のゾーンはトイレが少なく、案内が足りてない印象でした。どこかでタバコ吸ってるヤニが流れてきて副流煙を吸わされたのも減点でしたね。要改善です。
気を取り直してスタートブロックへ。テレビで見たあの競技場!鈴木健吾が2時間5分を切ってフィニッシュしたあの地です。これ、テンション上がらないランナーいます?
動的ストレッチ、キロ6での2キロジョグ、気になるポイントの静的ストレッチ。レース前ルーティンを丁寧に。整列よりアップ優先です。Aブロックだし、ネットタイム出たらそれでいいかなと。この判断はやや失敗でした。それは後ほど。
アップしてると、仮装ランナーもチラホラ見かけます。頭にゆるキャラという私と似たスタイルの選手もいれば、全身ONE PIECEのルフィ・コスの強者まで。負けたくないなぁ。
スタートセレモニー開始。特別ゲストとしてなんと鈴木健吾選手本人の登場がアナウンスされます。ランナー歓喜!
なにこの最高の演出!
日本最高記録保持者が記録達成の地で第一回大会の出場選手を見送るとか感涙ものです。ホイミンも大喜び?!
8:20スタート。まだ涼しい皇子山陸上競技場のトラックを滑らかに走り始めます。参加人数は7000弱。適当に並んだ割にロスもそれほどなし。これは快適に走れそう。鈴木健吾選手が2時間3分台でくぐったゲートから競技場を出るぞ!という時、全体が一気に減速、停止…。渋滞です。ランナーから失笑がもれます。この人数でもつっかえちゃうの?
ええ、そうなんです。狭いんです。びわ湖のコース。狭かった印象の京都でも、ずっと狭いわけではなかったんですが、びわ湖はずっと狭いまま。タイム狙いの方は自分のブロック先頭からスタートすることをお勧めします。
さて、ロードに出ると爽やかな空気の中、初めて走る滋賀の街。沿道には多数の応援のみなさん。ありがとうございます。
頭に滋賀のゆるキャラを2体も乗せた陸連ゼッケンの方が目の前を走り、声援を一手に受ける…負けてる苦笑
そんな楽しい感じで5キロも走らず、びわ湖の雰囲気が出てきます。これで南の端の小さいところというんだから、どれだけ大きいんだ、びわ湖。
近江大橋が最初の特徴的なポイント。景色は素晴らしいです。ただ、片側二車線のうち1つがランナー、1つが車。右によると追い抜いていく車が近い…。ここは要注意。
橋を渡ると最初のスライド区間。土手の隘路を進みます。前方に見えてきたのは全身ニンジンコスプレのランナー。けっこう速いです。でも抜きます。がんばれ、ニンジン!
距離調整っぽいスライドを終えると、いよいよ琵琶湖湖畔ランが始まります。塩増量で不味いピットインジェルを一口。気温上昇と日差しに先手を打ちます。
ここからしばらくの湖畔ラン。雰囲気最高ですね。広々とした穏やかな湖畔を中心に、遠影の山々、対岸の構造物、鳥たちの群れにパラグライダー。豊かな湖の恩恵でこの地があるんだなと感じられます。
そんな湖畔の景色の中、楽しく入るんですが、コースの狭さは変わりません。前が抜きにくい…。なるほど、公式ペーサーがいないのは集団を作れないからなのだなと納得です。
それでも目標のサブスリーのためには抜いていくしかない。カーブを利用したり給水だったりで前にスッと出ます。この辺の加減速は走力がものを言いますね。成長実感。
しかし、前にデカい集団が現れます。何だあれ。カメラを持ったランナーが隣のランナーとおしゃべりラン。その真後ろに大集団。なにチューバーか知りませんが、おしゃべりランしてコース全部塞ぐのはどうなんでしょう。右を開けるとか左に寄って一列走行とかを指示するなど可能ではなかったか。後になって誰なのか、どのグループなのかわかってしまい、ちょっと残念な気持ちになりました。人のふり見て我がふりなおせ。他山の石としたいと思います。
どうにかその集団を抜き、少し走りやすくなります。と、また集団が。今度はビブスがオフィシャル。シンガーソングランナーのSuiさんでした。公式配信中とのことなんですね。速い!走り方きれい。でも、抜きます。
正確には覚えてませんが、この辺りでエイドの「西川餅」を取ります。…デカいっ!TMレボリューション印のあの餅です。
妖精たちが夏を刺激しますね!あまりにもデカいので食べずにポッケへ。窒息しかねない…。補給はピットインジェル一口。
そんなこんなでハーフ過ぎるくらいで走りやすくなりました。快調に飛ばします。しかし、大阪マラソンの牛ダメージ、東京マラソン応援ラン疲労が重なり、思ったようには足が運びません。序盤の無理な追い抜きもダメージになったか。
それでもタイムはまとめつつ、無理なく確実に2時間台フィニッシュしようとペースを安定させます。今回のゴールは…名古屋です笑
中間点を過ぎるとすぐに、フィニッシュ地点の広場が見えてきます。ここでは、びわ湖マラソンの名物の一つになるであろうおにぎりエイドがまってます。近江米で握られた美味しいおにぎりを食べてもいいかなとのぞきますが…デカいので却下…。小魚の佃煮も多いので却下…。ウルトラやトレラン並みの豪華な食事エイドです。
後からYouTube映像で見ると、おにぎりのくぼみにスタッフがちりめん?を詰めてくれて、土手で座ってパクつくランナーたちの姿が。うん、ナイスマラニック!マラソンの楽しみ方は人それぞれ。びわ湖の景色を眺めながらの地元グルメ満喫も絶対楽しいと思います!今回はスルーしましたが、びわ湖マラソンをグルメマラニックに振り切るのもありです。
代わりにピットインジェルをまた一口。
フィニッシュ広場を過ぎて25キロくらいでしたでしょうか。序盤の無理が祟って疲れが襲ってきます。そこに沿道のくまモンから「ホイミさん!」と声が!
ハッと目をやると、「えちゅこです!」
「ありがとうございます!」
なんていうか時間が止まったかのような一瞬でした。応援していただけるって、ホントうれしいですね。リアルベホマ。応援されて元気が出ないランナーはいません。湧き上がるHP。
ここを抜けると湾のようになった湖畔を左カーブしながら走っていきます。遥か遠方にランナーが見える気が遠くなるゾーン。足も疲れてきますが、応援パワーでサクッと通過。長い直線を超えて折り返すと佐川の陸上競技場です。プロの皆さんが練習しているであろう青タータンの上を走れる貴重な機会。そして、並ぶエイドは近江牛のローストビーフ!
これはすかさずとっていただきます!
「肉うめー!!」絶叫。スタッフさんから笑い声。
柔らかく、旨みたっぷりのお肉でした。ほんの少しですが走ってる時はこれくらいがいいね!
さて、あとはフィニッシュ地点に戻るだけ。明らかに距離調整な謎の遠回りがあるんですがスライドでエール交換できるからヨシ。着ぐるみでなかなかハイペースのニンジンさん、必死のランでここまできています。そして、ルフィが少し接近していました。でもまだ遠いかな。
また湖畔に戻ると、今度は赤い服の男性が絶叫全力応援。
「ファイトぉおおお!クエストぉおおお!」たぶん、ドラゴンクエストとファイトをかけた声援。ありがとうございます!…その時は何のことかわからず通過してしまった…。会えたらお礼言いたかったですね。絶叫応援、大好きです。キツい時って、デカい音が心地よい。
35km過ぎて、タイムとしては貯金が数分ありますし足も残っている、スタミナも問題なしなのでサブスリーはほぼ確信。足攣りだけは怖いのでポカリをしっかり摂りつつ無理のない足さばきに集中。ジェルの必要性を感じないので、ピットイン一本で補給は終了。
湾のような湖畔を戻れば、あっという間にフィニッシュゾーンが目に入ります。ここで少し先にルフィの姿が!これ、もしかしたらもしかするぞ!と猛然ダッシュ。仮装同士負けられない!
坂を駆け上がり、ルフィの背中を追って駆け下ります。いけ、ホイミン!
あ〜先にルフィがゲートに走り込んでしまう…。
フィニッシュ〜
…5秒差敗北。
応援ありがとうございました。
楽ではなかったですが、終始レースを楽しんでの42キロ。これは自信になりました。車中泊からのざっくりした準備、疲労感でも走れたのは収穫。3時間くらいのレースってスピード感あって、ものすごく楽しいですね。
さて、のんびりしてられません。
フィニッシュ会場は出店や飲食ブース、表彰式に、撮影ブースと楽しさ溢れるおもてなし空間なんですが、今回は名古屋行きがあるので早々に退散。シャトルバスで草津駅へ。そして、駐車場ダッシュ!バス内でピットイン摂って回復したつもりが足が固まってうまく走れない…これ失敗。どうにか車に戻り、名古屋へ出発です。
名古屋までは約1.5時間。akippaの駐車場到着!
…!?契約した場所に別の車が!
なんだこれ?どうなってる?
akippaに問い合わせ、対応を待ち、隣の駐車場スペースに停める許可を得て、どうにか落ち着きましたが大幅な時間ロス。右と左の区別がつかない人は車に乗らないでください。いや、ホント…。
名古屋ウィメンズのウェブアプリで番長の位置を確認。すでに残り5キロくらい。やばい。大慌てでバンテリンドームにダッシュします。
コースに合流するとレース終盤の選手たちが最後の力で走ってます。応援しつつ番長を探しますが、見当たりません。ドーム入り口に着いても姿が見えない。万事休す。すでにドームに入ってしまったかと愕然としていると、見慣れたフォームのいきものTシャツが!きた!番長!間に合った!
「番長〜!走れ!漢だろぉ!」
…やったぜ。ホイミンサブスリーからの番長に漢だろシャウト…。なお、ご存じのように番長はチーム随一の乙女です。
本日のミッション、ここに完結。番長はこの暑さの中、見事に自己ベスト。もう暑さに弱いとは言えないですね〜。
アチーブもトラブルもあるてんやわんやの1日でしたが、バンテリンドームで聴くリトグリの生ライブに癒されましたね。
その後、番長とReiさんを回収して、岡山に戻りました。めでたしめでたし。
2,3月は大会ラッシュの楽しい週末の連続でした。大会参加はホイミン&牛。全ファンランのつもりでしたが、牛フルは過去3番目にキツいレースに。それでも沿道のみなさんとの掛け合いが多く、マラソンやっててよかったと実感するマラソンウィークでした。
各大会のボランティアスタッフのみなさん、地域の皆さん、沿道から温かい応援をくださった皆さん、そして、ランナーの皆さんに改めてお礼申し上げます。