初めての東京マラソン。その備忘録です。
都市伝説かと思っていた東京マラソン当選。
夢物語はここから始まりました。
間髪入れず、走ったことのある東京の友人に連絡し相談。とりあえず秋葉原の東横インを予約。手が震えましたね。
計画
人生で何度走れるかわからない、とっておきの東京マラソン。
どんなランをするか。ガチか、仮装か。
これは悩みましたね。高速コースだというのは有名な話。しかし聞けば、サブ3ゾーンごときでは混雑が激しくタイムは狙えないのでは、とのこと。仮装に傾きます。
東京マラソン、応援には何度か行ったことがありまして、去年はリーダーshibakiさんの追っかけをしました。
その時、海外ランナーさんとチラッと絡んだんですがとにかく多いんですね、海外からの参加者。6大ワールドメジャーシリーズの完走メダル、シックススターをもらうには東京を走るしかなく、当然のように海外ランナーが参加します。今回だと約14000人とか。おかやまマラソンの定員レベルじゃん。
海外ランナーと絡みたい。そうなるとやはり
…🐮です!🐮コスプレをして、メッセージを掲げ、海外ランナーに話しかけて仲良くする。そんなことができたら、超楽しそう。
そして、せっかくの高速コース。大阪で作った3:26:02の🐮ベストを更新し、世界に🐮の速さを知らしめたい笑
こうして、東京マラソンは🐮でPBを狙うことにしました。
詳しくは後述しますが、ざっくりサブ200、いや、サブいちご…んー、ここは大きくシュガーカットいっちゃう?
そんな話をチームメイトにしていました。
ウシスーツ改良へのラン
当初の予定では、さいたまがシーズンラストでホイミンでファンランも考えていましたが、これを🐮ランし、🐮でPBを出すための前哨戦とすることに。克服すべき課題を見つけます。
別大PBで気をよくしたまま、翌週を迎えました。
いざ、さいたまへ…行く途中で、姫路に寄ります。
ハッチさんや番長の応援も兼ねつつ、あおまちさん詣で。敬愛する超高速コスプレランナーです。招き猫でサブエガ挑戦中のバケモノ…。
さいたま、東京に向けて、パワーをもらいます!
翌日のさいたまでも、牛飼い役すけさんのアテンドでシューズ円陣に2箇所参加したり、ラン友さんと再会したり、ここでもパワーをもらいました。
そのレース。
シューズはいつもと同じズムフラ4、目標エイド完食&サブ4あたりでスタート。
大声援とエイドで気持ちよく走っていたんですが、途中から足がモーレツに重くなります。
ハーフまではキロ5でいけたのに、後半はサブ4ペースに落ちる事態に。
これ、jing-iさんに撮っていただいた動画からなんですが、いつものぷりぷりおしりじゃない…
実は吸気ファンが故障して体が膨らませられなくなってました😫
まるでフル完走で干からびたようなウシに…乾燥?🙄
実は、膨らんでないと汗で濡れた足にスーツ生地がベッタリ張り付いてまとわりつくので、筋トレ効果が増し増しなんですね。
さらに、頭のホイミンを支える風船でできた帽子も割れるし、エイドは胸焼けするし笑笑
別大ご褒美マラソンとして楽しんださいたまですが、同時に、🐮ガチランへの課題がたくさん見つかりました。
ウシスーツ1.0へ
これまで改良を重ねてきたウシスーツ。シュガーカットのためには、途中でアクシデントを起こさず、ノンストレスで走り切れるようにしたいですね。
まずは吸気ファン。
さいたまでファンが止まった理由はモータの断線。半田付けしなおしましたが、心許ないので恐竜スーツのファンに切り替えました。つまりほぼ新品にチェンジ。
ホイミンや顔を支える部分は、軽量メットに発泡スチロールの土台に変更。
これを牛の顔と脳天に固定して、安定した走りを実現。同時に内部の余計な布をカットして軽量化。鼻の部分を下部も固定。子供から顔が見えやすいようにしてます。
ちなみにこのメット、富士登山競走の公式レンタルと同じものです。今年のグランドスライムのために買ったもの。富士ではホイミンと合体予定。
他には、ゼッケンケースを東京マラソンサイズのジッパー付きケースにして磁石も増量。手袋や飴ちゃん、スマホを一時的に保持できるように。
また、牛スーツに直接磁石を貼り付けて軽量化と着脱を容易に。
背中のゼッケンケースは左右の傾きが起きないように固定。
ボロボロになってきたヒヅメはテープで補修。
モバイルバッテリーの固定方法をマジックテープと固定ヒモにしてシンプルに。
これで、スマホとジェル3つを保持できるようにしました。
東京マラソンではスマホ持参が推奨されてますからね。
こうしてウシスーツ1.0完成です。
試走は、そうじゃ吉備路マラソン応援ランで。
ジョグしたところ、仕上がり上々。
スピード上げた時の感覚を確認するため、今をときめく黒田朝日選手のハーフスタートと沿道で対決。
…500mも持たない笑笑
まぁ、そりゃそうだ。でも、しっかり走れました。ウシスーツ、完成です🐮✨
故障?!…直前の大ピンチ
別大以降、サブ40に目標を定めた私は練習に意欲が湧きすぎて走りすぎていた模様。足にかなり疲労を溜めていました。別大、さいたまの連戦というだけでもキツいのに、ロングをポンポンやるという素人練習。
やはり足にきまして、2/26つまり東京の前週には5:40ペーサーを途中継続できなくなるほどのふくらはぎ奥の痛みを感じます。ウォーキングはできるのに、走り出すとふくらはぎの奥が痛みだし走れなくなるパターン。この痛みがなかなか引かず、東京マラソンに黄色信号。
あわててことぶき整骨院で相談し、施術を受け、ウォーキング調整。
どうにか水曜には20km走れるように戻りました。しかし、ふくらはぎの爆弾に怯えるコンディション。
木曜にボディワン先生にほぐしてもらう時にも、「…ペース、落とせますよね?」と忠告を得ます。つまり、痛みが出たら即座にペースダウンしろ、という警告です。これはやってしまったか。
金曜はレースペース走のはずがキャンセルし回復に努めます。それでも足の張りはまだ残る嫌な状況。
目標としていたシュガーカットは当面封印。3:25のPB更新でもいいじゃないかと考えを変えました。なにやってんだ…。
そうして、出発の日を迎えます。
おら東京さ、いぐだ!
金曜の夜、岡山を発ちます。お決まりのマイカー遠征。牛スーツ一式やらホイミンやら荷物が多いし、ピンポイント移動ができる車は便利なんです。いざとなったら車中泊できますしね。東京でベコ駆るだ!
今回も客人を乗せ、隣で騒いでもらって眠気防止。ランチューバーの話題などで盛り上がりつつ東へ。晩御飯は海鮮丼。海鮮を客人に食べさせて海鮮抜き海鮮丼…。そんなカーボローディング。
翌朝には東京へ。新たな出会いに期待が高まります。なお、おにぎり4つ、菓子パン3つ、カステラ、まんじゅう、ゼリードリンクなどでカーボ溜め込みました。
台場〜
ここをマイカーで走れることに興奮🤩
有野課長のバス運転以外では見たことすらない…
駐車場にしばし混乱しましたが、8時過ぎだったため受付会場直近に停められました。…高いけどね。
開場まで1時間以上あるのにすでに長蛇の列。
さすが3.8k人参加の大会。人多すぎ。
一応、どなたかTwitter仲間さんと会えたらと思い識別子たるホイミンを同行します。
素敵な出会い
そして、噂に違わぬ海外ランナーの多さ。お隣も海外ランナーらしくなにやらおしゃべりしてます。でもチームとかではなく、ここで知り合った模様。どちらもアジア系っぽい男女。
聞いていると、この女性、6大メジャーのうち東京以外は完走したんだ、と話してました。おおっと、思わず声をかけます。じゃ、東京走るとあのデカいメダルもらえちゃうの?
そうなんだよ!でもそんな頑張って走らない。マイペースでいく。そんな話からアレコレ盛り上がることに。なんでもロスから来た韓国系アメリカ人だそうで、昨日受付した時にリストバンドもらえず、今日はそれをもらいに来たとか。リストバンドがないとスタートブロックに入れないから注意しろと言われます。お名前はサラさん。
そして、もう1人は韓国人ランナーのハンさん。やっと東京の抽選に当たって初参加。慶州さくらマラソンのことやら、年齢のことやら、さんざん盛り上がります。
「頭のそれで走るのか?」「いや、牛コスプレだ!」「まじかよ!」
Twitterはやってないそうで、インスタは私が使わない…3人揃うのがストラバなので仲良くフォロー。使ってないんだけどね。そして、互いの健闘を誓い合い、いざ受付へ。
気分あがるー!
来たぜ、受付!
ゼッケンは20179。
次はエキスポへ。広い!
とりあえず岡山県ブースで挨拶し、アスリート枠を新設しろと要望🙇いや、ほんとアスリート枠ほしい。おかやまマラソン、宣伝しなくても倍率高いのに、なぜここでがんばるの?🥺
続いてasicsブース。みなさんのツイートでめちゃくちゃ気になってたメタスピード・パリシリーズを試着、試走。
ここでいきなりシューズレビュー
超フレンドリーなスタッフさんと歓談しつつ、まずはエッジを。
うん、すごくクッション効いてて、その場で軽く跳ねてもぴょんぴょん。前足部にマシュマロがあるみたいな感触です。シューズの軽さも相まって、雲の上って感じ。乗ったことないけど。
試走用のコースまであって、そこで走ることができました。ロッカー構造と相まって、軽い力でもぽよんぽよん跳ねます。でもこれ、キロ3分台だと沈みすぎないかな?膝の安定性はどうだろ。やや柔らかな印象で、私の下手くそな足捌きだとやや心配。それでも気持ちよーく走れました。
続いてスカイ。履いた感触は「エッジより硬い」。その場では跳ねません。コツコツに近い接地感。
ところが試走してびっくり。しっかり乗り込むと、ばっっい〜〜ん‼︎と一気に体を運んでくれます。なんだこれは!こんな軽いシューズに驚異の反発性能。前半を軽い力で乗り切れば後半に残せそうな予感。
ストライドもしっかり確保してくれるのではないかと期待大。うん、
サブスリー万歩(フルマ
ラソン三万歩未満フィニッシュ)請負シューズはキミに決まり!
というくらい興奮しました。
これを履きこなすには、かなりの脚筋力や柔軟性、足捌きなど求められるものも多そうですがチャレンジし甲斐もリターンも大きいと確信します。アルファフライも履いてみたいんですけどね…笑
エッジが人気らしいですが、私の接地位置のクセもあって、これはスカイが気持ちよかったです。買うならスカイですね。
その後はホイミンを見つけてくれたシカちゃんに会えたり、
正装写真撮ったり、
EXPOを満喫〜。
そして、今夜のホテルの駐車場が先着15台というシビア設定なので一旦秋葉原に向かい、車を置いて再度ビッグサイトへ戻ります。
大塚のブース。東京マラソン攻略法を読みながら行列するとポカリジェルプレゼント🎁
今回のスペシャルゲストと一緒にエキスポ回りました。さて、誰でしょう。練習メニューの相談にも乗ってもらいつつ、いろいろレクチャーを受けました。ジェルのチョイスとか、給水とか、学ぶこと多かったなぁ。そして、ワッフル番長御一行と合流。
駅の適当な食堂でカレーディナー。川内優輝選手のマネしてガッツリ食べます。
その後は各自散会し、レース準備へ。
カレーだけでは足りないので、おにぎりとどん兵衛を追加。相木さんはなか卯をルーティンにしてるそうですが、私はけっこうロックンロール。それでも塩むすびにシャケむすび、カステラは定番ですね。
去年の大阪もでしたが、牛スーツでもバチバチのレース前準備をしています。別大の時と同じようにローディング。少なくとも🐮でなければサブエガで走るぞ、という意識を持つようにしています。そうしないと牛でまともにフル完走できないですし、スタッフに迷惑かけてはいけませんからね。
そんなわけで準備完了。
ホイミンは実際はミニに。お菓子は配布用。
「Run together Be friends」のプレートは背中に貼って走ります。海外ランナーさん、気づいてくれるかな?
当日の朝
4時起きしてパンとおにぎり、カステラをプロテインドリンクでとり、ホテルチェックアウト。クラークの方が「東京マラソンですか?がんばってください!」と。うれしい!
車をアキッパ駐車場に移動させ、番長のホテルに移動。ここでは隣の飲食店の外国人スタッフが、牛よ!牛がいるわ!と他のスタッフを呼びにいって笑ってくれます。朝から盛り上がるなぁ。番長と合流したら、パンダと牛で新宿へ。
🐮と🐼でteamいきもの舎!
スタート地点まで番長をエスコートすることになってましたが、ブロックの違いで駅降りてすぐにサヨナラ〜。健闘を誓い合います。
さ、牛さん行くよ!
周りはランナーだらけ。気分上がります。走るんですか?とけっこう聞かれてテンション上がる上がる。
なんと、ここでコリドーレさんと再会!
道マラに続き、偶然会えちゃいました!
運命の赤い糸を感じますね〜
コリドーレさんは200分切り目標とのこと。ついていけるかな。この時点では不安の方が大きく、3:25が現実タイム。コリドーレさんにも3:20はムリだ〜と弱音を吐きます。しかし、コリドーレさんと別れて、フツフツと湧き上がる闘志。せっかくの東京マラソン。痛みが出るまで走ってみよう。今日はスーパーカーなんだし、走ってみるまでわかんないぞ。
「生まれた時から…」
迫り上がる気分のまま、スタートブロックのゲートに到着。東京都庁を目の前にします。
よし、都庁をバックに自撮り、と。そして、ちゃんと都庁を向いていたか確認。
ふと、前を見るとこちらを家庭用ビデオカメラみたいなので撮影しているおじさんがいます。YouTuberでしょうか。牛スーツで撮影慣れしてまして、ハーイ!と手を振りますとあちらから近づいてきて
「日テレのバンキシャという番組の取材の者なんですが、少しお話をうかがってよろしいでしょうか?」
おっ、テレビクルーだったのか!
↑バンキシャに映ってた自撮りはコレ。
そこで、コロナ禍でのランナーの思いや東京マラソンへの意気込み、目標などなどインタビューを受けました。そして、
「生まれた時からウシです。…って答える設定でやってます」
「めちゃくちゃ走りにくいですよ」
まさか、1番使ってほしい、ココを放送していただけるとは!
後からディレクターさん?から説明があり、承諾書の代わりに名刺をいただきました。こちらからはミルクのサンダーをプレゼント。
バンキシャの方、とても丁寧で好感触でした。
まさかの出走不可?!
さて、スタートブロックへ。
ゼッケンをすでにつけてますので、すんなり中へ…と思ったら、ゲートのスタッフの方に止められます。着ぐるみは、ちょっと…、と。ボランティアリーダー的な人が呼ばれますが、判断できないとのこと。インフォメーションで確認してきてくれ、確認とれたら通すとのこと。なんだって…。
↑その時の牛の様子。あけそんさんが撮っててくださいました。
仮装ランナー、イラついてはいけません。穏やかに引き下がり、インフォメーションテントへ。ここで事情を話します。ブロックのゲートで止められたならダメでは?的な話をされるので、いやインフォメーションで確認とのことなので、と食い下がります。
インフォメーションのリーダー的な方としばらくお話しして、禁止事項である「顔全体を覆う」ことはしていないこと、個別の服装についての問い合わせには一切応じないとのことなので確認はしないで来たこと、ミッキーマウスのような着ぐるみが禁止なのはわかるが、顔が全て出ているし、これは服であることなど丁寧に説明。とにかく変質者と思われたら止められそうなのでジェントルマンを貫く…。
その姿を撮影されて本部へ送信、上の判断を仰いで、ようやく許可がおりました。ふぅ…。
なんだか面白いなと思ったのが、許可が降りた途端にとてもフレンドリーで、ようこそ!って感じで案内されたこと。変なやつは中に入れないぞ、でも、ランナーはウェルカムだぞという意識が徹底してました。これは、いい意味で言ってます。セキュリティの厳しさは、翻って普通のランナーへの優しさなんですね。ペットボトル持ち込み禁止でアワアワしている場面も見られましたが、これも私たちランナーの安全のため。ありがたいですね。
さて、大変なお手数とご迷惑をおかけしたので、とにかくお礼を伝え、謝りまくります。
中に入ります。そして、次はセキュリティゲート。なんと空港みたいな金属探知機で検査&手荷物検査です。あ!牛のファンとバッテリーが〜!
慌ててファンを外し、バッテリーをまとめてバッグへ。もうてんやわんやです。ゲート自体はなんなく通過できました。
ここまで付き添ってくださったインフォメーションデスクの方にお礼を、と振り返るともう姿が見えませんでした。きっと大変お忙しい中、牛コスプレの相手をしてくださったんでしょう。ありがとうございました。これでガチランするしかなくなりました。生半可な気持ちでコスプレランをやってるわけではないことをランで証明するしかない。東京マラソン2024、牛が沸かせます!
ウシmeets海外ランナー
さて、大幅に時間を使いました。かなり早めに来たとはいえ、トイレの時間やアップを考えると急いで準備が必要です。慌ててウシスーツを着直し、ファンを始動。東京の地にふっくらウシさん登場!そしてダッシュでトイレへ。相木さん情報に基づき小トイレに行くと、なんと待ち時間ゼロで入れました。ブラボー👏
次にアップです。キロ4:30で飛び出すためにはアップが欠かせません。まずストレッチから、と動的ストレッチをしていたら声がかかります。なんと海外ランナーさんから、お前、その格好で走るのか?と。もちろんだ👍というと、そりゃすげーな!写真撮ろうぜ!
おう、こっちも撮っていい?撮ろう撮ろう!
と記念撮影。そして、がんばろうぜ!と健闘を誓い合う。
そこから始まるセルフィの嵐!フランスから参加だというランナーさん、コロンビアから、中国からと、次々と撮影しては健闘を誓い合うというめちゃくちゃ楽しい交流タイムに!
結局アップそこそこで整列時刻が迫ります。もう一度トイレに並び、準備完了ということに。ボランティアさんにスタートブロックを聞くと説明だけでなく応援やらコスプレいじりをしてもらえます。東京マラソンのボランティアさんってすごくコミュニカティブ。事務的に応答するのではなくて、フランクにお話ししてくれるんですね。これがどこでも徹底していて、すごく気持ちいい。東京マラソン、参加できてよかった。
スタートブロックに入ります。
ここでなんとウシさん発見!ウシ〜!!とお互い歓喜!負けられないぞ!
セレモニーが始まっても海外ランナーさんはお構いなしにセルフィ撮りまくります。
写真は、フィニッシュ後も含めてになりますが、自分で撮影できた分だけで35組。お話しのみやら写真撮られただけも含めるとさらに大勢のみなさんと絡みました。みんな、ありがとうね。
小池都知事のあいさつやコーラスにマーティンフリードマンのギター演奏が盛り上げるなか、ついに東京マラソン2024はスタート時刻を迎えます。
いよいよ、スタート
東京都庁前、号砲とともにペーパー桜吹雪が空を覆います。舞い散る紙吹雪を見上げると3月の澄んだ青空。こんな気持ちのいいスタート過去にありません。Bブロック最後尾からですが、スタートロスは29秒。スムーズに走り始めました。
ここでウシマラソン時のマイルール紹介。
・可能な限り声援には応える。
→声かけや手を振る、向き直るなどで反応します。顔出しなので目を合わせて笑うのもあり。
・ハイタッチにはできるだけ応じる。
→こちらからもするけど、向こうからのハイタッチに気づいたらできる限りハイタッチ返しする。
・ボランティアさんにあいさつ。
→給水などで積極的にお礼を伝える。
・折り返しやカーブは奥まで回る。
→ランナーが最短ルートを走ると、ランナーに絡めないところで応援してくれてる人のところにハイタッチに行く。これはマメタ師匠のマネ。
・ちびっこからの私設エイドはできるだけ受け取る。
→食べて元気になる演出つきで!
・できるだけ笑顔で楽しげに走る。
→仮装するなら楽しげに走れよと言われたのでスマイルを欠かさない。
・ラストはスキップして楽しげにフィニッシュ
→楽しげな演出最高峰。100mほどスキップする余力を残す。
仮装ランナーする時は、タイム狙いであってもできるだけ盛り上げることを忘れずに走りたいですね。
さて、岡山では見ることのない高層ビルの間を抜けていきます。広い道の両側には何重もの観客。さっそく「ウシだ!」の声が聞こえます。ウシです!
都庁周辺を一回りするとコースは東方向へ。聞いていた通り、下り基調で進みます。当然ながら中々のハイペース。心肺は別大よりも一回りキツい感覚。ちょっとオーバーペースか。確認のために時計を……。老眼であまり見えない!
そう、曇らないようにメガネじゃなくてコンタクトにするのが最近のウシ定番装備。遠くは見えますが手元がボヤけるんです。なんとなくキロ3分台のように見えます。今日はタイム狙い。たしかにウシさん、スーパーカーに乗ってます。つまりNIKEの憎いやつ、VFN%2です。それでも、そんな速くないだろ。
何度か時計を見ますが、やはり3分台に見える。そこで気づきます。相木さん、手動ラップって言ってたな…。そうか、この高層ビル群の中ではGPSは不正確。ましてやこのウォッチは旧型で精度は低め。時計は当てにならない…。ここで時計は諦めました。
とりあえず感覚に任せて走ります。VFN%2に乗り込めば、足取りはこれまでに感じたことのない軽いウシランニング。サブ3:10ペーサーに抜かれなければ目標達成。抜かれたら着いていけばいいという判断です。まさか、とっておきの東京マラソン、タイム狙いガチランをマラソンウォッチなしで走ることになろうとは…。
自己最速での入りは別大の3'44"ペース。ウシはギアこそローですが出力としてはそれを上回る感覚です。このペースでの完走は不可能だと体感でわかります。しかし、サブ3ペーサーに追随できています。これがヴェイパーフライの性能か…。重くなっても、それをむしろ推進力に変えるバネ。恐るべし。
沿道からは常に「ウシ!」「がんばれ!」が聞こえます。期待していた通りの東京マラソンがそこにはありました。まだ手を振る余裕あり、応えます。また、海外ランナーから話しかけられます。へい、お前はミルク出すんだな!あっちにはビールもいるぞ!と、確かにいました、生ビールコスプレランナー。あちらもかなりハイペースコスプレさん。負けられませんね〜
コースは東へ。防衛省前では自衛隊の楽団演奏。去年は「ロマンティックが止まらない」を聴きましたが、今年はマラソン応援系の曲でした。曲名は失念しましたがランナーは盛り上がってました。
やがて最初の給水。東京マラソンでは、混雑防止のためにゼッケンナンバー末尾1桁の数字で給水テーブルが割り当てられるルール。
見たところ最初のテーブルが大混雑してまして、やはり機能していない様子。そりゃそうだよね笑 アナウンスも万全ではないし、いつものレースの流れになるでしょう。ただ両側にテーブルがあり、それも長いので混乱はありません。
ウシさんはきっちり9番テーブルで取ります。しかし、テーブルが一つになるのでミスは許されないし、2杯飲むのも難しい。3.8万人を捌くための仕組み作りって、大変…。
ボランティアさんは元気よく応対してくれました。ほんと気持ちいいですね!
ここを過ぎたあたりで、個人的スペシャルゲストなお二人がなんと私の名前を書いたプレートで応援してくださってるのを発見!マラソン人生初体験です。これ、めちゃくちゃ嬉しいやつ!
ランナーが対面に走るコースに向けて左に折れると秋葉原。ちょっとはっきりしませんが、朝ホテルの隣で話してくれたカフェ店員のおふたりっぽい人が見えました。同じようにCoooow‼︎って叫んでくれてたから。うれしい!
↑写真はトニオさんが撮ってくださった動画から。
10k通過はサブ3ペース。給水が見えてジェルを摂ります。牛は手を内部に抜いてユレニクイから引っ張り出すので時間がかかる…。
ウシで水を飲むとたいがいボランティアさんがウケてくれます。「ウシが水のんでる!笑笑」って感じで。これもまたウシランの楽しみですね!混雑する序盤は周りのランナーにはかなり気を遣いますが…。東京マラソンのボランティアさんの威勢の良さに、この後もずっと元気をいただきました。
上野近くまで行くと、一度南下して東に折れ、再度北上して浅草方向に向かいます。気温が上がり始め、日差しも強い。ウシさんの中はすでに低温サウナ状態。汗びっしょに。
この辺りではまだ3:00ペーサーがかろうじて見える位置でした。しかし、どれだけVFN%2がスーパーカーといってもやはりウシスーツは楽じゃない。速い分だけ風も受けます。足は重くなり徐々に引き離され始めます。
正面に浅草寺。この角度から見えるのは貴重だなぁと眺めつつ右に折れると視界には青空とスカイツリー!うぉ!
さすがにランナーたちからも歓声が上がります。これは東京ならではの絶景。そんな感動の中、折り返して南下へ。
ここら辺で、暑くて外した手袋をランパンのポケットに入れたはずが、そのままスーツ内に落下。ウシの後ろ足のヒヅメ…つまり、普通に裾あたりに落ちた状態に。こうなると、一歩ごとに汗で重く丸まった手袋が振り回されて、足に絡んで走れない!仕方なく止まって手袋を回収してポケットに。
さらに手袋で振り回されたため、ヒヅメをシューズに留めてるゴムが外れて、今度は風で煽られてヒヅメが絡まる事態。再度止まってゴム紐をシューズに結び直すという大幅タイムロス。痛恨…。1分以上無駄にしました。
もちろんサブ3ペーサーは見えなくなり苦しい展開。でも,沿道からの大声援は変わりません。3:10ペーサーに追いつかれないよう気合いを入れ直します。ハーフまではこのペースを維持したい。しかし、足はどんどん重くなります。
そんな時に、沿道にピンクうちわの集団!これは予告してもらってたセーターさんご一行!お絵描きランのアーティストから応援されるなんてめちゃくちゃうれしい〜!!
さらに、まるお製作所の応援団のみなさん!マリランさんにくまさんです。くまさんがリラックマ着ぐるみで登場!思わずキュンキュンしました。惚れてまうやろ〜(なんか違う)
また左に折れると蔵前橋です。スカイツリーを斜め左に応援を受けて鮮やかに疾走!…と思ったら風に思い切り煽られます。
↑わかりにくいですが、風に煽られて慌てて体を前に折りたたんで耐えながらのラン。
↑このYouTube動画で見つけました。ありがとうございます🐮
動画を見ていただくとわかる通り、牛は極端に風に弱いんです。何度もコケそうになりつつ橋を渡りきります。当然足も使うしスタミナも消費。風がなければなぁ。
ハーフまではなんとかまともなランがしたいんですがエネルギー切れを予感。ジェル2個とって3個目に手を伸ばすもうまくポケットから取れません。諦めます。ウシスーツの弱点…
ほどなくして中間点です。
1:29:17
なんとウシさん、ハーフ90分きり達成!
このペースを守り切ればサブスリー。でも、この段階ですでに限界突破していました。サウナになったスーツに汗びっしょりだし、スタミナも相当程度消費。足は当然重くなります。牛は持てるジェルは少なく、ガス欠は確定気味。天気予報が正しいならさらに向かい風区間もある。スレスレを狙うための時計もない。なので、体のキツさに合わせて走ることにしようと考えました。3:25は達成できるだろうから、ペース落とそう…
しかし、沿道からずっとずっと「うし!がんばれ!」「モーモー,ファイト!」声がかかり続けているのにどうしてペースダウンなどできましょう…。気合いでハイペース続行決定。ガス欠どうする…
22km給水へ。ここには給食看板!なんとカロリーメイトゼリーが配布されています。渡りに船だ!これは確実にとって一気飲み!うまい!これでなんとか走りきりたい。
やや向かい風の中、門前仲町まで走って折り返します。根性で大回り折り返し。やはり奥の観客のみなさんから大声援をあびます。大回りした以上の元気を得て、北上。追い風になると今度は暑さとの戦いです。日差しも強くウシスーツ=温室内は熱々。顔のところを手で広く開けてスーツ内に風を入れます。これをすると少しペースを上げられる感じ。後半〜終盤はこれの繰り返しで乗り切りました。
蔵前橋を渡り返すと南方向へ曲がり、やがて30km。もう走りはグダグダになり、足がもつれます。それでも途切れない応援の声。いったい何万人が応援してくれているんだ。
東京駅辺りを南下し、銀座に入ります。ここを走れるなんて…。フラフラだけど感激しつつ走り抜けます。有楽町方面に折れて日比谷公園前を南へ。向かい風はビル風と相まって振り回されるウシさん。煽られた足の布に足を取られ、幾度もコケそうになります。足も終わってきて真っ直ぐ出てないのかも。シリコンスプレーをもっとかけておくべきだったか。
それでも声援に押されて田町へ。
くまさんが貴重な一枚を撮ってくださっていました。ウシ絶賛冷却中。
折り返すと後は東京駅に戻るだけ!でも、頭の中は、「こんなウシマラソン2度とやるものか!」だってあまりにキツいから。別大の方がまだ楽でした。
どこかでとったブドウ糖タブレットと給水のポカリをエネルギーにしてなんとか北上。日比谷公園に戻ってきます。この辺りでスライド区間から離れて狭い通りに。看板は41キロ。フィニッシュは近い。ここで応援煽りをしながらカーブを折れます。
フィニッシュ!
目の前に石畳と街路樹のストリートが現れました。なんて小洒落た小径なんだ。そして、両サイドに黒山の観客。ものすごい声援です。耳が痛いほど。レースプロデューサーはランナーにここを走らせたかったんだろうなとわかる素敵なラスト1キロ。東京マラソンではないと実現しないであろう景色と声援です。スタート時の桜吹雪の都庁前と対をなすエンディングロード。これは感動です。
もちろん、ウシさんにもものすごい声援。手を挙げるくらいしかできませんが、どうにか応えます。
ランナーが左に折れるのが見えます。ついに旅の終わり。目に入るのはフィニッシュゲート。さぁ、ウシさん、スキップですよ!
楽しげにスキップ。そして、ハイタッチ。ここでもう疲れも苦しさも吹き飛びます。(この動画が見たいけど、どなたか撮影してくださってないかなぁ)ハイタッチのままスキップを続け、そのままフィニッシュゲートに飛び込みます。
3:05:53
ウシでシュガーカット=3:10切り達成しました!
↑team330+α(弓削田真理子チーム)の方が話しかけてくださり写真まで撮ってくださいました。ありがとうございました。
さすがVFN%2…裏切りませんね。牛の重さを利用して、空気抵抗をものともせずに運んでくれました。
そして、途切れない応援の声。途切れないって言葉は東京のためにある。
また、抜き去りながら声をかけてくださったたくさんのランナーのみなさん。ありがとうございました。
フィニッシュ〜幸福なマラソン
そして、ここからまた海外ランナーとの熱い交流スタート。噂に聞いてきた超ハイテンションのランナーたちと盛り上がります。
おまえ、ガチではえーじゃん!まじでウシで走ったのかよ!風受けて進むから追いつけなかったぜ!スタート前にも撮ったけどフィニッシュ後も撮っとこうぜ!YouTube出していい?と、次々に絡んでもらえました。こんな楽しいフィニッシュ後の歓談は初めてです。あ、日本人ランナーからも声をかけていただきました。
また有名ランナーさんともパチリ。
エリックに写真を頼んだら、日本語で返事が返ってきて失笑。そして、ハリー杉山。かなりお疲れの様子なのに写真になるとビシッと欲しい絵をくださる…なんてサービス精神の塊なの。
ひとしきりフィニッシュ後の交流を満喫したら手荷物受け取りと下着チェンジに向かいます。
途中、メダルにポンチョ、ラン後リカバリーグッズを受け取ります。ポカリとボディメンテゼリーで素早く補給。アルミシートや入浴剤、ボディーシートと至れり尽くせり。ボランティアさんも楽しく話しかけてくれてとにかく楽しい!
ゼッケンの色ごとに分かれた動線をのんびり歩いて更衣室の用意されたビルに向かいます。
38000人ものランナーですが、ゼッケンカラーで10箇所程度に割り振って、少し離れたところに分散しているので、まったく混雑を感じません。これはよく考えてある。ちょうどいいほぐしウォーキングにもなりますね。
とあるビル前広場に手荷物返却スペースがあってボランティアのみなさんがで迎えてくれます。笑顔と拍手とおめでとうございますの声。
荷物を受け取るありがとうございますの声が詰まりました。ここで感情が溢れます。自分はなんて幸せなマラソンを体験させてもらったんだろう、と。ちょっと落ち着いてからのこの優しい演出に涙が出ました。
番長を追え
着替えはビルの上階。エスカレーターだからストレスなし。暖房の効いた広めの部屋でゆったりお着替え。牛を一度脱いで下着を変え、再度ウシに戻ります。そして荷物をまとめてトレランザックに。さぁ、応援に行くぜ!
これが大変でした。動線が限られていて,ランナーのコースに戻れない。せめて番長には「走れ!漢だろ!」と定番の応援がしたい。しかし、なかなか捕まえられません。ウシスタイルなので声をかけられたら写真撮影に応じますし、子供の相手もするので動けない…。なぜかご褒美にお菓子もらったり🤣
そうこうするうちに地下で迷い、右往左往しているところでなんとたかひろさんと遭遇。聞けば、番長に2回会ったとのこと。無事そうでなにより。安心して合流地点に向かいます。
途中、首にでっかいメダルをかけたランナーさんを見かけます。そう、シックススター!アボット6大メジャー完走の証。ボストン、ロンドン、ニューヨークシティ、シカゴ、ベルリン、そして、東京マラソン。この東京で完全制覇したみなさんですよ!
シックススターおめでとう!みたいに思わず声をかけます。数人におめでとうを伝えましたが、みなさん、とてもうれしそうで誇らしげでした。うらやましいぞ!なお、東京マラソン完走後にアボット事務局?から星一つのメールが届きました。あと、5つ!笑
番長との合流まで1時間くらいかかりました。交通規制と地下迷宮に阻まれまくり…。その後は電車で車まで戻りましたとさ。
打ち上げ!
なんと東京マラソンは打ち上げやりました〜
といっても番長と一緒に東京ディズニーリゾートのイクスピアリで、なかみちゅさんとディナーという素敵お食事会。全てのラン女子の彼氏でもあるなかみちゅさん、そのホスピタリティは本物!楽しかった東京マラソンに花を添えていただきました。
まとめに代えて
東京マラソンは聞きしに勝る素晴らしい大会でした。唯一無二の東京の景色や規模もさることながら、まったく途切れない大声援、事務的対応一切なしのボランティアスタッフのおもてなしの精神、ストレスのないランナー目線の環境、そして多数の海外ランナーとの交流、と魅力が溢れていました。また走りたいかと問われたら迷わず走りたいと答えます。
ウシ・コスプレで走ることに関して。仮装ラン自体への賛否もあるでしょうし、もったいないという見方もできます。
ですが今回のタイム、また声援の大きさを考えると、自画自賛ながらこれは大成功だったと思っています。レース前は3:25でそつなくウシPBだと考えていましたが、VFN%2のブーストもあって思わぬ好記録が出ました。また、スタート前〜レース中〜フィニッシュ後も賑やかしとして盛り上げに一役買えたかなと自負しています。レース中はほぼ全てのカーブで大回りハイタッチできましたし、観客とのコミュニケーションもしっかりとれました。そのことが活力になって好記録を後押ししてくれたと思います。脚の痛みを感じることなく走り切れたのも応援のおかげですね。
東京マラソンは単に首都で開かれる最大規模の大会ということを超えて、ランナーとして、人として感動できる夢のマラソン大会でした。
夢の終わりに
レース後、ストラバ経由で受け取ったメッセージを紹介させてください。
ええ、また会えますよね。同じ気持ちです。
満たされた気持ちになれた東京マラソン。それは素敵な人たちとの出会いに溢れた大会だったからでした。
改めて、全てのスタッフのみなさん、沿道で応援してくださったみなさん、そして、一緒に走ってくれた全てのランナーに感謝の気持ちを伝えたいです。
走らせてくれて、ありがとう。
大阪2023で3:26だった時、人から🐮サブスリーだと言われても、そりゃいくらなんでもムリムリ🤣と答えてました。だって3:26でも倒れるほどキツかったし。しかし、3:05:53までくれば、狙いたくなりますよね。
実のところ以前から🐮サブスリーの可能性について計算はしていました。
🐮スーツはこれまでのところスッピンに対して10-12%ダウンするようです。長距離ほどダウン幅が大きい。
スッピンベストである別大の2:40:58から12%ダウンすると3:00:17。実は計算上、走力的にはサブスリーに肉薄しています。もちろんVFN%2に頼っての記録なので今回は🐮VFN%2で走ったわけです。
ただ、はじめに述べたとおり、仮装ランナーとしては、愛想を振りまいたり、ハイタッチしたり、大回りしたり、子どもの私設エイドがあれば立ち寄ったり、とサービス優先で走るので、目標はシュガーカットにしていました。脚を痛めて、一時ひっこめましたが…。
そんなわけで🐮サブスリーを達成するための条件を考えると、以下です。
基本的に汗だくで熱中症気味になります。寒いくらいに気温が低いことに加えて、日照がないとかなり違いますね。そして、ウシ最大の敵である風が弱いこと。向かい風だとキロ6でもしんどいです。
時計確認不要だと助かりますね。老眼で見にくいし。そして風除けが大きいとラクです。その意味で集団がいい。
重くなる分、反発の強さを活かして走ることでパフォーマンスダウンを最小限に。頼れるものには頼りたい。
今回は不十分でスタートして序盤苦しみました。別大レベルのアップをするべきですね。ウシと言っても4:10くらいでスタートするので出力としてはキロ3分台です。そのつもりでやる。
「🐮サブスリー」自体をサービスとして見てもらうことにして、ハイタッチや大回りをしない。ランに集中する。つまんないウシだなと思われるかな。
シリコンスプレーで滑らかにして絡まりを防ぐ。ヒヅメ部分をしっかり固定。手袋など小物を🐮スーツに落とさないなど。今回、とにかく足に絡まってコケそうになったので。
今回取れたのは2つだけ。モバイルバッテリーの他にジェルを取り出しやすく収納する工夫をしていく。
脱水すると一気にペースダウンなのでスポドリ+水の組み合わせで糖質濃度の低い飲料として飲むなどの工夫。塩分も摂りたい。
足にまとわりつくスーツ生地がキツイので、それに対抗できる筋力をつける。金山スキップ走など。
今回は疲労感の残る中で参加する大会だったため、次回があれば、休足したうえで臨みたい。疲労感があっては後半の粘りがでない。
最大の対策がこれですね。計算上は2:38くらいの走力があれば牛サブスリー圏内。サービスも継続して達成するならやはり地道なトレーニング。
これくらいの対策をしていけば、大台も見えてきそうです。問題は走る大会ですが、仮装オッケーで混雑の少ない真冬のレース...どこでしょうね。
東京マラソンという特別な大会で勢いづいた牛マラソン。走力のあるうちに大記録を出してみたいものです。
次は津山加茂郷フル、そして、5月にはえびすだいこく100kmで🐮ウルトラにチャレンジします!