紙ペーパー師匠のぺらっぺらジョグ日誌

ホイミンとマラソンするおっさんの日記

2021/04/26.27 asics hyper speedを試す

ゴールデンウィークTATTAウルトラマラソンに向けてシューズを選定。ズムフラ3かなと思っていたんですがアウトソールがもう寿命で危険なので慌てて靴屋さんへ。

ハンゾーUと悩みつつ、例の気絶シリーズでasics hyper speedを購入。クッション強めで軽くてasicsということでランニングアドバイザーの店員さんもウルトラに使えるかも!とのこと。

フィッティングしてもらい26.0を購入。他のasicsシューズがほとんど26.5なので、大きめなのかもしれません。重さ194gですからライトレーサーより35gほど軽く、ターサーエッジなみ。厚底なのに軽い!

まず履いた感触は、なんとNIKEライバルフライに近いです。前足部がやや広めですし、カカトをガードするパーツがないのか、やや自由。asicsらしからぬ履き心地なんです。

購入1日目は、浦安公園でファルトレクやペーラン。動き作りから入りましたが、ジャンプした時、接地点となる母指球辺りがとても弾みます。フォアフットで走る私には期待大。軸を取った時の安定感もよし。やや踵に違和感があるのですが、とりあえずスタート。

やはり、弾む感覚があります。ズームフライのようなタメを弾くような勢いはないですが、自然に弾む感触。それを楽しんでいるうちに踵はそれほど気にならなくなりました。

芝生の丘でクロスカントリー風のファルトレク。これはやや走りにくい。ライトレーサーのような薄底の方が安定します。厚底はどうしてもクロカンは苦手分野。慣れかもしれませんが。

ラストは少し蹴ってみます。1km走って4分フラット。余裕でこのペースが出たので満足。ストライドが長いです。

 

2日目は、まずジョグ。2km後、踵の守られ感を出すために、シューレースを1番上の穴まで通してみます。痛みが出そうですが、やや緩めてみました。結論から言うと今日は問題なしでした。

今回は変化走っぽくシューズチェック。音楽聴きつつ、テンポを変えます。またバフをしたまま走る縛りプレイ。

慣れてくると、自然にペースがとれてきます。気持ちよく走れますね。ペースも徐々に上がってきます。5キロでやめる予定が、ついついもう少しもう少しとやめられなくなり、結局10km。シューズは距離稼ぎにも有効ですね。

踵の保護の弱さは、フォアフット気味のフォームだと影響は限定的かもしれませんね。その分軽くて助かります。

いつものasicsという履き心地ではないですが、気持ちよく走る「非カーボンプレート」のシューズとしては優秀かなと思いました。うまく使ってウルトラ走破したいと思います。

なお、インソールの交換ができません。シューレースは短め。asicsにしてはいろいろ割り切っている「尖った」シューズなのかもしれませんね。

NIKE ライバルフライ2(2020/10)

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NIKEライバルフライ2

26cmで202g

ズームフライ3を履いて、NIKE食わず嫌いが解消。「複数メーカーのシューズを履いて、足のいろいろな部位を鍛えよう」という話を聞いたことがあるが、それを実践に。

この頃、NIKEはズームペガサス、ライバルフライ、ズームフライの3種を「ジョグ、スピ練、レース」もしくは「初心者、中級者、上級者」のような明確なカテゴライズでランナーに提示するマーケティングを採っていた。むやみにセグメントを増やさないSteve Jobsばりの販売戦略だが、消費者側からすれば悩まずに済むからスパッと買えてしまう。それにまんまと引っかかってみたわけだ。

ペガサスも考えたが、価格と薄底が決め手でライバルフライ。そして、二足同時購入でこれまた左右色違いに。

 

フィッティングしてもらって購入しているので、サイズ感はきっとピッタリなのだが、前足部がややゆったりめ。

走り出すと、薄底らしく地面を捉える感覚と反発を受け取る感触がはっきりしている。この辺りはライトレーサーやターサーエッジに近い。

前足部がゆったりなので、「足指を開いて地面を掴む」タイプの人には向いてるかもしれないが、逆に着地がやや不安定に感じるのも事実。特にカカトがasicsほど守られないので、プロネーションが大きいと膝にダメージが入りそう。個人的には、ペースはレースペースまで、距離は10kmまでに留める使い方がメインになった。場所もきれいなロードにしたいところ。

アウトソールに耐久性があるのもライトレーサー似。距離を踏んでいく人にとってはパフォーマンスがいい。デザインは地味目なので、ソールがすり減ったら普段使いに回しやすいのも魅力か。

今後もセカンドシューズにするかというと、答えは否。役割としては完全にライトレーサーと被っており、次はクッション系か別メーカーを試してみたい。だがそれは2022年になりそうなほどの耐久性であることは記しておきたい。

2021/04/25 ガチユルのポイント

スピ練としてガチユルしました。

 

週一でスピード練習をするわけですが、疲労度や違和感などを勘案し、日程は調整しています。今回は50kダメージと相談で、前日にスピ練決意。イメージトレーニングでテンション上げました。また前日はカーボン満タンにします。空にするんですが、貯めて空にしての繰り返しでタンクをでかくする目的もあります。

 

朝はヤクルト一本が多いのですが今回はナシ。良い子はいきなり真似しちゃダメよ、のハードなやつですね。低血糖で倒れますからね。

さて、河川敷でアップです。ガチユルはこれが大切。事前にみんなの体操、ラジオ体操してるのが理想ですが、今回は静的ストレッチから。

大腿四頭筋とハムを伸ばしておきます。この時、「普段より柔らかく」ではなく「朝の硬さを元に戻す」イメージ。しなやかで穏やかなストレッチにしています。深部体温が低いので筋繊維に傷つけないイメージ。

次に動的。ニーアップや股関節で温めます。足首静的Sと上腕動的Sで完了。

動き作り。ジャンプ、片足ぽんぽん軸取り、スキップ2種、左右のひねりステップ4種など、ガッツリ。これでゼーハーです。体も温まるし、代謝スイッチも入ります。

途中でフルモさんが声をかけてくださいました。日曜はよく会うんですよね。これはテンション上がります。これが思わぬ伏線に…。

ジョグスタート。気温も高いので1kmだけ。骨盤前傾、軸の跳ね上げ意識、腕振りと骨盤ひねり連携、ブレ修正、接地から足の戻しなど、スプリントに向けてフォームを作っていきます。

そして、いよいよガチ。頭の中でイケるイケる!と発破をかけます。残り10メートルで緩やかに加速。スタート!

この時、トップスピードにあげないのが難しい…。設定くらいに落ち着いているかどうかがしばらくわかりません。感覚ですね。上がったテンションで走ったためか、調子良く走れます。

息が徐々に上がってきたら時計でチェック。3:12くらい、速すぎ!

3:40…落としすぎ!

を繰り返しつつ、後半へ。600あたりからキツいです。750でもうやめたい。それでも、なんとか終えて、3:19。おっ、悪くない。…と思いきや、猛烈に咳き込みました。なにか土埃?葉っぱ?を吸い込んだ模様。しばらくゲホゲホやりました。それでも喉になにかある。帰りたい…。

2本目をスタート…ゲホゲホ…

結局、2本目は900メートル3:27ペースに。

トホホでした。

ガチが速いとゼーハーも大きく、埃などを吸い込みやすいのかもしれません。これまでも何度かあるんですね、このゼーハーランの途中ノドをやられる経験。

 

ガチユルはいろいろ負荷が大きいのですが、まさかノドをやられるとは思いませんでした。カービィのような吸い込みは控えるようスキルを磨きたいと思います。

 

asicsライトレーサー2020.10

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半額セールで購入したライトレーサー。

26.5cmで230g

 

モデルとしてはオレンジと同世代(=逆さ十字のアウトソール)。シューズの性能は、当然オレンジと同じである。ライトレーサーはTS7以来の主力シューズであり、スピ練からLSD、レースまであらゆるシーンで履いているよき相棒である。

 おなじみスポーツオーソリティのクーポンがあったので、それを使うなら、と2足同時購入。その報告を聞いたラン友が「左右入れ替えたら面白いんじゃ?」と冗談めかして提案したことを素直に間に受け、本当に左右色違いで履き始めた。黄色と青はホイミンカラーなので、足元からベホマである。(「ベホマ」はドラクエの魔法で、死にかけていても体力が全回復する)

 

tweetすれば海外の人から「なんていうシューズだ?」と質問くるし、逆走おかやまマラソン2020ではすれ違ったランナーさんから「オシャレなシューズですね!」と声をかけられるウケのいいコーディネートに。しかも、フルモさんのような有名(?)ランナーさんからシューズで覚えてもらえてしまう特典付き!

 

しかし、不審な視線を集めることも多く、実際のところ(おい、あのオッサン、靴を左右で間違えてるよ!教えてあげなくていいのかな?!)と思われてること必至。

 

特にラン中の信号待ちで足を固めないために陸上部式のステップを踏んでいるとどう見てもアタマお花畑おじさんである…

 

なお、お気づきの方もおられようが、コジイチ2021あたりで左右の色がチェンジした。秋には次のライトレーサーに「スイッチ」予定である。

 

 

2021/04/23 食べ比べ

濃厚バスチーvs豆腐バスチー

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濃厚〜はズッシリとした食感とチーズの香り、そして、爽やかな甘さの定番バスチー。

豆腐〜は、ふわふわで瑞々しく、ジュワッとした食感とともに淡いチーズの香りがやってくる。

個人的には濃厚〜が好みだが、アスリート的には豆腐を選択したいところ。

 

サチャvsパッハリート
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カカオ豆の違いによるチョコの味比べ。

サチャは心地よい酸味…?

パッハリートはフルーツ感…?

たしかに味は違うのだが、その違いを言葉で表現しようとすると存外むつかしい…

もっとじっくり味わいたい…笑

 

モリンガの実 食前vs食後
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食べると味覚がしばらく変わるというモリンガの実。

まず、実自体はフリスクやらミンティアやらの辛みand苦味を凝縮したような味。これ単独でも悪くはない。なおスーパーフードとのことだが、たくさん食べられるサイズではない…。

さて、実をもしゃもしゃと食べ終えて、食後の味覚チェック。

 

水…甘いっ!なんだこれは!?ただの水がシロップ飲んでるみたいな甘さに…

 

コーヒー…これも甘い。明らかにシロップ入れた味に。そして、せっかくのブレンドの苦味や香ばしさが消し飛んでる…もったいないことに。

 

バスチー…んー?ちょっと甘くなったかな?くらい

 

それでも、十数分すると元に戻って、水はただの水に。めでたしめでたし。

味覚が変わる不思議な実。水がシロップみたいになるので、ダイエット中の人には効果的かも。

 

いきもの舎に通っていると、たまにいただける珍しいメニュー。その都度、ここに残しておきたいと思います。

 

 

 

2021/04/22 アカシャ、投入

操山〜笠井山でトレランでした。

 

初めて購入したトレランシューズ、スポルティバのアカシャで走ります。テンション上がりますね!

 

アシーズブリッジ藤原店長に登山口でお会いすることができ、アカシャでの初トレランを報告。気持ちのいいスタートになりました。

 

足裏が守られる感触はやはりしっかりしています。小枝や岩の出っ張りはほぼ気になりません。Columbiaのカルドラドの時は後から足裏にピリピリとした痛みがきたわけですが、こちらは時間が経過してもなんの痛みが出なかったので、やはりシューズのおかげでしょう。

 

特筆すべきはグリップ力。斜めの木の根を踏んでも、そこを登ることができます。避けるべきですが、そうなったとしてもスリップを避けやすいのは安心ポイント。

丸太の階段もツルっとした岩場も、気軽に踏んでいけます。これはストレスがない。

 

しかし、そのグリップ力で爪先さえかければ登れてしまうために、無理やりでも進めてしまうわけです。そうなると負荷は足首に。あっという間に疲労して、ロードでは感じなかった足首の強い疲労感がきてしまいました。

 

やはりトレランの基本的な足運びを学ぶとともに足首などロードでは使わない筋力強化を同時に図る必要がありますね。当面、那岐に向けて週一か、それ以上で脚を作ります。富士登山競走はタイム狙いのガチンコレースになりますから、それに耐えうるだけのトレラン力をつけなくては。

 

今回は下りがやや慣れてきました。膝の違和感が心配ですが、小刻みなステップとそれを活かす骨盤前傾でコントロールできたのではないかと思います。これも技術ですから実地と慣れと筋力強化でなんとかしたいですね。

 

虫が大量に飛んでいて集中を乱されました。また蛇にも出くわしてビックリ。当たり前なんですが、自然の中を楽しむというのは危険とも隣り合わせということ。責任あるランナーとして、装備や対処法など最低限度の準備は必要ですね。改めて実感しました。那岐ではクマが出るわけですから、気を引き締めねば。

 

補給もスキルですね。アップダウンが多いということはエネルギー消費がロードよりも遥かに大きいということ。下りの節約分以上に浪費しますから、ハンガーノックの危険性には常に留意したいところ。フル充電をキープするイメージが必要かなと思いました。

 

また水分を補給する分量、ペースもやや遅れた気がします。早めにハイドレーションの装備を整えて、ムダなく水分補給できるようにしなくては。

 

トレランは身につけるべきスキルが多いですし、いろいろな山を走らないと経験が積めません。その分、楽しめることもたくさんありますね。この夏は富士登山競走、そして秋のサブスリーアタックにつながるように、トレランを有効利用してトレーニングしていきたいと切に感じました。

 

 

 

 

 

2021/04/18 多重サプライズ倉敷往復50k

Reiさんからロング走ペーサー依頼が来たので、せっかくならということで倉敷に行ってハッチさんとも走ろうと企画したランでした。

スタート地点は庭瀬駅倉敷駅に向かいます。待ち合わせ時刻があったので5分台後半でやや飛ばし気味に入りました。向かい風に吹かれてちょっとスタミナ無駄遣い。気温よりも風で体温も奪われました。

ハッチさんと倉敷駅で合流。ここからハッチさんの案内で美観地区、2ヶ所の神社、倉商の練習場など見所を満喫。走りやすく、坂も適度にあって、いいトレーニングコースでしたね。

そして、ラーメン店「月のうつわ」へ。事前に写真を撮り、LINEでネタをスタート。いつも金曜に飯テロを食らっている反撃です笑

このお店、化学調味料無添加とのこと。たしかにあと口がピリピリせず、喉も乾かないんですよね。無化調は貴重だし好みなので、これは嬉しい。そして、味が濃い。贅沢な無化調でした。体に気をつかうアスリートにとっては知っておくべきお店ですね。まぁ普段はカップ麺上等!なんですけど笑

shibakiさんを待ってられないので笑、倉敷駅に戻り、いきもの舎へ帰ります。

ここから追い風基調。しかし、日照があったり消えたり、風が止まったり吹いたり、雨が降ったり止んだりと目まぐるしく体感気温が変動します。信号待ちもあって、じわっと汗をかきそうになる場面と肌寒くなる場面が予測不能にやってくるわけですね。

 

ここでReiさんからポイントが。最優先は「汗をかかないこと」。つまり、汗冷えをしないことだと。そのために、とにかくめんどくさがらずに上着を脱ぎ着します。速いフルマラソンくらいならなんとかなりますが、長丁場にしてエネルギー切れ確定のウルトラだと低体温は即リタイアに直結。なんとしてでも避けたい。

なるほど、理屈では分かっていてもなかなか行動につながらないので、やはり普段からその癖が必要ですね。その意味で今日は貴重な環境でのランになりました。たぶん5.6回は脱ぎ着を繰り返しています。もっとかな。

 

また、痛みをどう理解するか、ということも今回のポイントでした。

「こんなキツい運動はやめよう」という脳からの指令としての痛み=ケガではない

「これ以上動くと損傷が激しくなるから止まれ」という痛み=ケガ

の区別ですね。なかなか区別は難しいのですが走っていると自然と消失してくれるのが前者かなと思います。そして、フルマラソンの途中に襲ってくるキツさのウェーブの理由の一つがこれかもしれません。ヒザが痛い、足裏がピキピキくる、ふともが攣るなどなどありますが、そこで心が折れると走れない。痛みの原因を冷静に考えつつ、粘っていると消えてくる。これは、それほど気にしなくていいやつ、と思っています。

今回でいうと、4回、痛みの大きな波がきました。もちろん、原因を考え、フォームを正したり、信号待ちでストレッチをかけたりしていくんですが、結果大きな故障なく走れました。翌日、右膝にやや違和感があったので、これはストレッチ、アイシング、交代浴、フェルビナクなどで対処します。

 

 さてランの話に戻ると、岡山に戻って北長瀬駅へ。ここでハッチさんとはお別れ。足の調子も復調しているようで安心でした。初マラソンに向けて体も絞り込まれていて、秋が楽しみですね。足の形がめっちゃかっこいい!

 

走行距離は35kを超えていよいよ苦しい区間に。しかし、追い風が効いているのかラーメンエイドが良かったのか、予定ペースよりやや速めでもペースダウンなし。コンビニ休憩も最小限度でサクサクとラン。

フルマラソンを超えてもそのペースは変わらず最後まで6分前半でフィニッシュでした。

Reiさんは5/4のウルトラが楽しみですね。

 

みなさん、着実にレベルアップしていらっしゃるので、私もとてもいい刺激を受けることができました。負けられませんね!

 

残念だったのは、日曜なのにいきもの舎にshibakiさんがいなかったこと。これが唯一残念なマラニックでした😁